テリー伊藤、手塩にかけてカスタムしたロンドンタクシーをなぜ売却? 「飽きた」発言に見るカーマニアの素顔
テリー伊藤が恋焦がれて購入し、手塩にかけてカスタムした愛車「ロンドンタクシーTX4」。その最愛の車を自身の公式YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」に公開した動画で、売却する決断を下した。
数か月前のテリーにとって、「ロンドンタクシーTX4」はいま最も気になる車だった。昨年9月14日公開の動画で、悩みに悩み抜いた末に買うことを決意。その後、同年10月22日公開の動画で、両サイドのドア部分に英国国旗「ユニオンジャック」のラッピングを施し、窓ガラスにはロンドンの街並みをシルエットにした壁紙を張り、車内にはエリザベス女王とジェームス·ボンドの写真を飾るなど、遊び心満載のカスタムを楽しそうに加えていた。
あれからおよそ7か月。このほど5月24日に公開された「【売却】ロンドンタクシーを手放す理由は?矛盾してません?テリー伊藤大丈夫か?」と題した動画でテリーは、「今日は皆さんに報告したいことがあるんですよ」と前置きし、「世界で最も美しいこの私のロンドンタクシー、売るんです」と伝えた。
乗車回数はわずか16回前後。これまで50台以上の車を乗り継いできた芸能界屈指のカーマニアであるテリーなだけに、熱を上げるのも早ければ、冷めるのも早い。「勝手に熱を上げて買ってほとんど乗らないで、夏が来る前にポイ捨てですよ」と自嘲し、「このロンドンタクシーに何一つ悪いところがない」と、愛車に非がないことを強調した。テリーが売却を決めた理由は「なんとなく飽きちゃったから」とのこと。飽き性な自分の性格について「なんですかね。この私の人格のなさ」と笑うほかなかった。
テリーのようにコロコロと最愛の車が変わるドライバーもいれば、一方で、一台だけを一途に愛するドライバーもいる。
昨年、女優·伊藤かずえの30年来の愛車「初代日産シーマ」が脚光を浴びた。伊藤は去年の10月3日、自身のTwitterで初代日産シーマの1年点検に際して、同車に乗り続けてちょうど30年に達したこと、日産のスタッフから「おめでとうございます」と花をプレゼントされたことを報告。1つの車を30年間乗り続けるのは並大抵のことではなく、深い愛情がないと不可能だ。伊藤の一途な“シーマ愛”は、SNSを中心に反響を呼び、その後、テレビの情報番組で何度も取り上げられるなど、話題を呼んだ。
テリーもそんな伊藤かずえのシーマに注目していたようで、「伊藤かずえさんは1台の車に30年乗っていた」と言及したうえで、「私は1台の車に7か月ですよ? どんだけ辛抱がない!」と自らを叱責。そして、「伊藤かずえさんの爪の垢を煎じて飲ませてもらいます」と語っていた。