伊藤かずえ×30年乗り続ける「初代シーマ」の物語は、なぜ人の心をつかむのか レストアを機にあらためて解説

 女優・伊藤かずえの30年来の愛車が再び脚光を浴びている。

 伊藤の愛車は、1988年に発売された「初代日産シーマ」。最上グレードで新車価格500万円もする高級車だったにもかかわらず、バブル景気の波に乗り、当時の若者を中心に飛ぶように売れて“シーマ現象”なる言葉まで誕生した。伊藤が同車を購入したのは、1992年のこと。以来、大切に乗り続け、現在走行距離は約26万6500kmと、地球約6.6周分に相当する。

 その存在が広く知られるようになったのは、昨年10月3日。伊藤が自身のTwitterで、愛車の1年点検に際して「シーマに乗り始めて今月で30年。今日一年点検してもらったら日産スタッフの方におめでとうございますとお花を頂きました。ありがとうございます」と投稿したことがきっかけだった。

 1つの車を30年間乗り続けるなど、やろうと思ってもなかなかできることではない。よほどの深い愛情がないと不可能だ。この伊藤の一途な“シーマ愛”は、SNSを中心に大きな反響を呼び、フジテレビ系情報番組『とくダネ!』で特集が組まれるまでになった。

 また、YouTubeからも熱視線を浴びた。伊藤と愛車のシーマは昨年11月10日、事務所の後輩・中尾明慶のYouTubeチャンネルに登場。今年3月19日には上地雄輔のYouTubeチャンネルにも出演した。特に、中尾のチャンネルに投稿された動画は、280万再生を超える大ヒットを記録している。

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 そして、ここにきて再び、伊藤のシーマが注目を集めることになった。4月26日、伊藤はシーマを、老朽化した状態から新車同様に復元させる「レストア」のため、日産自動車のグループ会社であるオーテックジャパンに入庫した。伊藤がシーマを長らく愛用していることを知った日産側からの申し出を受け、伊藤はレストアを決断したようだ。