『桃鉄』以上の“友情崩壊”ゲーム? 『マリオパーティ2』の極悪ミニゲーム5選

よちよちペンギンリレー

 潰し合いによって険悪なムードになることも多い『マリオパーティ2』であるが、“内輪揉め”による友情崩壊も少なくない。「よちよちペンギンリレー」は1対3のチーム戦で、ペンギンに扮したキャラクターが、相手チームよりも早くゴールを目指すというもの。

 1人側と3人側は同じコースを走るのだが、3人側はリレー形式でつないでいかなければいけないため、3人側が負けた場合は“戦犯探し”が起きやすい。加速しすぎて転倒してしまったり、壁にぶつかってしまったり、などタイムロスをしてしまったプレイヤーが吊し上げに遭いやすく、足の引っ張り合いを1人側のプレイヤーはただ黙って見なければいけなくなる。

キャラクターレース

 ゲーム中は「チャンスタイム」や「隠しアイテム」など運要素が多いが、ミニゲームに関しては実力勝負な面が強い『マリオパーティ2』。ただ、「キャラクターレース」というミニゲームは、ドッスン・バッタン・ボムへい・テレサのうち、誰が一番早くゴールにできるかを予想する競馬のようなミニゲームになっている。プレイヤーはキャラクターを選択する以外に何も操作する必要がなく、本当に勝敗は運次第だ。

 そのため、最下位になったプレイヤーは何とも言えない気分になりやすく、怒りの矛先をゲームに向けざるを得なくなり、ミニゲーム終了後にサイコロを振る際に重苦しい空気が起きやすい。ちなみに、筆者の経験では、テレサが一番早く、ドッスンが一番遅い印象があるが、テレサを選んでドッスンが1位になったことも珍しくなく、やはり完全に運任せのミニゲームなのだろう。

 友達と『マリオパーティ2』を50ターン本気でプレイして、喧嘩が一切起こらなかったのであれば、その友達は親友と言っていいのではないか。来たるゴールデンウィークに試してみてもいいかもしれない。

■網島レイビン
ライター、動画編集者、シナリオライターのアラサー男性。スーパードンキーコング2のBGMとカスタムロボV2が好きな懐古厨。Twitter:@amishima_ravin

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