Aぇ! group、ついにYouTubeへ登場! “ギャップ”が楽しい各メンバーの魅力を徹底解説

 いよいよ3月に入り、『ジャニーズJr.チャンネル』にて関西ジャニーズJr.のAぇ! groupがYouTube進出を果たした。

 1月19日には、『Aぇ! group「Stray dogs.」(Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~)』のタイトルで、パフォーマンス動画をアップしていたAぇ! group。ジャニーズWESTの神山智洋が作詞作曲を手掛けた「Stray dogs.」を、野性味あふれる衣装に身を包んで披露する様子からは、クールでワイルドなグループイメージを印象づけた。

Aぇ! group「Stray dogs.」(Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~)

 だが、今回の『【YouTubeに本格参戦】斬新なる企画会議!』では、その硬派な印象をいい意味で裏切ってくれるテンポの良いトークを見せてくれた6人。イジりイジられ、笑い笑わせ、彼らの自己プロデュース力の高さを感じられた企画会議。グループイメージだけでなく、6人それぞれがギャップだらけなAぇ! groupの魅力に改めて注目したい。

Aぇ! group【YouTubeに本格参戦】斬新なる企画会議!

しっかり者に見えてポヤポヤっぷりが愛しい正門良規

 コの字型にセッティングされた会議机のセンターに座り、MCポジションで話しだしたのは正門良規だ。一般的にMC=しっかり者やツッコミ役というイメージがあるが、そうした固定観念もAぇ! groupにかかれば、ひっくり返される。初っ端からパフォーマンス動画の冒頭で、メンバーみんなで「ガルルルル」とオオカミさながらの唸り声を見せていたときに、正門1人だけ「ワァ~」と子犬がじゃれつくような声を出していたのをツッコまれてしまう。そんな事態を収拾するわけでもなく手を叩いて1人大笑いしているポヤポヤっぷりも彼らしい。正門が企画した「【検証】たこ焼きに1番合うのは本当にソースなの!?』も、「ソースです!」と一瞬で満場一致になり、あやうくカットの流れになるも、正門本人も「家でやりますっ!」と楽しそうにしているのが微笑ましい。

いかつく見られがちな、おふざけ大好き最年長・末澤誠也

 よく通る高い声が聞こえてきたら、その声の持ち主は末澤だ。関西ジャニーズJr.の中でも長いキャリアを誇る末澤は、パフォーマンス動画でも、堅実に積み上げてきたものを感じさせる歌とダンスを披露。ストイックな姿勢があればこそなパフォーマンスと、何事に対しても厳しく自分を律するスタンスゆえに、恐れる後輩も少なくないとか。企画会議でも、HiHi Jetsの猪狩蒼弥が「パフォーマンスがカッコいいけどいかつすぎてちょっと怖い」という声が上がっていたことが明かされる。「そ(↑)んなことなくない?」とハイトーンなツッコミを入れながらも、そのイメージを活かして楽屋ドッキリを仕掛けようという企画には、ニコニコと心が弾んでいる様子が伺える。普段怖そうに見える人が、ふざけるときほど爆発的な笑いが起こる。末澤のその振れ幅が、これからYouTubeで発揮されていくのが、実に楽しみだ。

大胆なグローバル人材に見えて真面目な京都人・草間リチャード敬太

 企画を発表する際、ホワイトボードにリンゴのマークを描かれてしまうリチャード。世界的企業のCEOにも通じる存在感を持つ彼だが、実は京都の山奥出身というプロフィールから笑いをさらっていく逸材だ。パフォーマンス動画では、末澤と共に猛々しいパフォーマンスを見せていたのだが、「植物に詳しい」「四つ葉のクローバー集めが得意」と知れば知るほど繊細で優しい人柄がにじみ出てくる。ホワイトボードの前に立ち「今回発表するのは……」と細かな期待に応えてみせる。また、彼が考えた企画もメンバーの個性を引き出そうとするもので、そのグループに向けた眼差しはまさに日常の中に四つ葉を見つけ出すようなやさしい視線といえる。「日本人離れしている」とも言われるルックスと、生粋の日本人を感じさせる「和の心」を持つリチャードが、世界に向けて発信できるYouTubeで、大きな架け橋になってくれるのではないかと期待が高まる。

THE美男子であり底知れぬマイワールドを持つリーダー・小島健

 先述したリチャードが企画した内容というのが「小島の名言をかるたにする」というもの。彫刻を彷彿とさせるほど顔立ちが整った小島は、一見するといわゆるTHE美男子。だが、それで小島をわかったつもりでいるのは、実にもったいない。小島はジャニーズの公式モバイルサイト『Johnny’s web』で発信しているブログでは「ウホウホ!」で始まり「ピッピリ!!」で締められるのがお決まり。その小島ワールドは、一歩入れば抜け出すことが難しそうだ。ちなみに「ピッピリ」に自分で「流行らんな~」とぼやくところも笑いを誘う。とはいえ、単に不思議ちゃんというわけではなく、動画内でも「たとえ俺が160km/hのボールを投げられたとしても、アイドルを選んでるんやろうな」「みんなが少しでもアンコールって思ったら、それが何よりの給料や」という名言が飛び出しているように、アイドルに掛ける想いは誰よりも強いことがわかる。YouTubeで今後、名言が生まれる瞬間が残されていくと思うと、楽しみでならない。

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