AirPodsを睡眠中に誤飲する事故が発生 過去には“体内から音が響いた”ことも
体内から音が響いてくる、まるで映画の世界
2019年には、台湾で男性が同様の事故に見舞われたと『Cult of Mac』は報じている(参考:https://www.cultofmac.com/734314/man-swallows-airpod-in-his-sleep-and-lives-to-tell-the-tale/)。
見当たらないAirPodsがどこにあるか探そうとAppleのFind Myアプリでアラームを鳴らすと、胴体から音が響いてきて、二重の驚きを覚えたという。寝ている間に飲んでしまっただけでもビックリだが、体内に浸ったAirPodsは、なんと故障していなかったのだ。
まるでホラー映画かコメディー映画のような体験だったに違いない。傍から見ると思わず吹き出してしまいそうだが、非常に危険な状態なのは言うまでもない。
Appleは、現行iPhone 12シリーズで史上初めて、EarPodsを同梱しなかった。公式見解では「複数持っている人が多く、無駄をなくす環境対策だ」としているが、一方で膨らむ製造コストの圧縮やAirPods購入を促進させる狙いもあると言われている。
今後、AirPodsはワイヤレス化の流れも手伝い、ますます普及していく可能性がある。Appleとしては、人々が体の一部のように、常にAirPodsを装着する未来を描いていると言われている。しかし、思わぬところに落とし穴があったようだ。
(画像=apple insiderより)
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。