石橋貴明がYouTubeで見せる”男気”  緊急事態宣言下で飲食店を救う「東京アラートラン」に再び脚光

 味の評価は今一つだったが、店主や家族の人柄に対し、動画のコメント欄には好意的なメッセージがほとんど。中には「是非食べに行かねば」「ぬるいラーメン食べてみたい」「川崎に行ったら立ち寄るので頑張って下さい!」などの声も上がっている。今までの東京アラートラン登場店の中には動画が反響を呼んで繁盛店になったお店も多い。「家庭酒場ほっこり」にもおそらく多くの「貴ちゃんねるず」視聴者がやってくることだろう。

 なお、今回の動画もそうだが、東京アラートラン動画の概要欄には毎回、同企画のバックナンバーがすべてURL丁寧に添付されている。つまり、新たなアラートラン動画が投稿されるたびに、同企画の過去動画が再生される可能性があり、その結果、歴代紹介店舗の集客につながる可能性があるのだ。

 テレビのようにフローではなく、チャンネル内にコンテンツがストックされていくのがYouTubeの強み。「石橋貴明が忖度なく評価を下したお店」として、登録者数148万人(1月22日現在)を誇る貴ちゃんねるず内で半永久的に宣伝してもらえる東京アラートラン企画は、コロナ禍で厳しい状況が続く飲食店、その中でも窮地に追い込まれたお店にとって、救世主のような役割を果たし続けることだろう。

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