世界のYouTuber高収入ランキング、日系人の9才が30億円で三連覇 トップ10は子ども向けが多数
米国連邦取引委員会が調査「コマーシャルとレビューが区別されていない」
インフルエンサーとしても活躍するRyan Kaji君。『Ryan's World』の動画の9%に有料商品の推奨が含まれており、その動画のスポンサーが適切に開示されていないという申し立てを受けて、アメリカ連邦取引委員会(FTC)の調査に直面していると『The Guardian』は伝えている(参考:https://www.theguardian.com/technology/2020/dec/18/ryan-kaji-9-earns-30m-as-this-years-highest-paid-youtuber)。
消費者ウォッチドッグのTruth In Advertisingは「この層は若すぎて、コマーシャルとレビューを区別できません。これらの広告は、しばしば不健康な食品を描写しています」と指摘する。
ランキング入りするYouTuberにもなると、巨額の利益を得ており、消費者団体や規制当局が目を光らせているようだ。それだけ、YouTuberが社会に与える影響が大きくなってきているということだろう。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。