ユカイな生命体を作れる、小学生向けロボットキットを試してみた

【応用編】自由な発想でロボコンを作ろう!

 これで基本的な作り方が分かったはずだが、ここからが『ユカイなぼうけんクラフトキット』のおもしろいところだ。

 ストローや輪ゴム、シールなどを駆使し、自由な発想でロボコンを作ることができる。

 筆者も作品作りに挑むことにした。

 ある生物をモチーフにし、完成した作品がこちら。

カブトムシです。

 初挑戦で勝手がわかっていないこともあり、動かしてみると、腕のストローが短すぎて、一歩も動けなかった。改良の余地がある。

 こういった、試行錯誤をくり返しながら、自分ならではのロボットを作る過程がおもしろく、好奇心や創造性をくすぐられる。

 ちなみに、公式サイトでは、小学生のロボットがいくつか紹介されている。

大人顔負けのクオリティだ!

 モーターを二つ使うと、ロボットの動きの幅が増える。

 こん包されている道具だけでなく、家庭にある道具を使うと、よりアレンジを効かすこともできる。

親子でロボット作りにチャレンジしよう!

 『ユカイなぼうけんクラフトキット』は、『小学生ロボコン2021 全国大会』の公式キットだけでなく、学校やプログラミング教室、子ども向けワークショップ、自由研究にも利用できる。

 大人が作っても十分に楽しめるが、ぜひ親子で作品作りを楽しんでみてはいかがだろうか。

 『ユカイなぼうけんクラフトキット』は、公式サイトで購入可能。(税抜2700円)同じシリーズで、『ユカイな生きものロボットキット』や『ハブラシロボットキット』なども登場している。他のシリーズで遊ぶと、楽しみの幅も広がるはずだ。

■岡田基
2015年、自著出版をきっかけにフリーライターとして活動を始める。執筆分野は医療、健康、IT、人材など。
取材や編集、ディレクションにも携わる。趣味は、キックボクシングと着物。

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