Nintendo Switchをハッキングした男、約2700万円の賠償金と懲役3年が科される

Switchハッキング男に懲役3年

数々のハッキングに苦しむ任天堂

 Ryan Hernandez被告は、発売前にNintendo Switchに関する情報をリークしたと『The Verge』は報じている(参考:https://www.theverge.com/2020/12/1/21866716/nintendo-switch-hack-hernandez-sentencing-plea-agreement-gigaleak-security-breach)。

 本件は任天堂が過去数年間に受けた複数のハッキング被害の1つに過ぎない。 2018年には、セキュリティリサーチャーが何千ものユーザー名とパスワードをリークした。

 また任天堂に大規模な影響を及ぼしたギガリークも記憶に新しい。ソースコードや開発中のアセットが多数リークし、その中には『あつまれ どうぶつの森』(あつ森)のプロトタイプの未発表のデザインも含まれており、開発中止に追いやられたと言われている。

 任天堂はハッキングに対して、厳しい態度で対応している。しかし、この世からハッカーがいなくならない限り、イタチごっこが続くのかもしれない。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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