「iPhone SE Plus」のリリースは早くても2021年後半? Appleが方針を修正か

5Gに対応か

 「iPhone SE Plus」が発売される頃には、5Gのカバー地域は、かなり広がっていることが予想されるため「iPhone SE Plus」が5Gに対応していなければ、かなり旧式な感が否めず驚きだと『Macworld』は見ている。

 事実、北アメリカで6Gの推進に取り組んでいる業界グループATIS(Alliance for Telecommunications Industry Solutions)が11月12日に発表した創設メンバーにAppleは名を連ねており、すでに先を見据えている(参考:https://appleinsider.com/articles/20/11/13/apple-joins-industry-group-working-on-6g-in-north-america)。

 2016年3月31日に発売されたオリジナルモデルiPhone SE (第1世代)は、iPhone 5sの後継機として4.0インチと小型で、2018年9月13日に販売が終了。

 そしてiPhone 8の後継機となるiPhone SE (第2世代)は、2020年4月24日に発売。サイズが4.7インチと若干、大きくなった。価格も44,800円(税別)~と手頃で人気を博し、コロナ禍でスマホ業界全体が低迷する中、Appleの業績を下支えする役割を果たした。

 AppleのCEOであるTim Cook氏は、今後はさらにプロダクトのリリースのペースを上げていくとしており、これまでのAppleの動きから必ずしも予想しきれない部分もある。

 廉価モデルの購入を検討していて、あまり悠長に待てないという人は、現行のiPhone SE (第2世代)、あるいは新たに64,800円(税別)~と値下げしたiPhone 11、5Gにこだわるならる74,800円 (税別)~のiPhone 12 miniあたりが狙い目だろう。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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