人との距離を感じてしまう今だから“きゅん”としたい! 寒い冬におすすめの恋愛リアリティーショー

寒い冬におすすめの恋愛リアリティーショー

 数多くのオリジナル恋リア番組を世に輩出しているABEMA。“恋リア”というと20代前半くらいまでの若年層が観るものだと思っている人も少なくないだろうが、実際にはもっと幅広い層が楽しめる内容に仕上がっているものが多く、食わず嫌いせずに一度視聴してみることをオススメしたい。

 なかでもシーズン、さらにパワーアップした『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~』(通称『ドラ恋』)では、“キスシーンから本物の恋愛は生まれるのか”をコンセプトに役者や役者志望の男女が毎話キスシーンのある台本の主役の座を勝ち獲るために切磋琢磨するというこれまでの設定に加えて、シェアハウスでの「共同生活」という要素が追加され、より本格的な恋リアとして推せる仕上がりとなっている(ちなみに、『ドラ恋』内で演じる台本は鈴木おさむが脚本担当しているのだから面白くないはずがない)。

 ソーシャルディスタンスありきの生活を余儀なくされているいま、なかなか新しい異性との出会いもないのがデフォルトの中だからこそ、番組内で初対面の男女がいきなり共同生活を始め、互いにお芝居を磨き合いながら距離を縮め、恋模様も変化していく“過程”が見られるのが、普段よりも一層眩しく素敵に映るのかもしれない。

 さらにオーディション前夜には、一組のペアだけが一夜を共に過ごせる「同棲ハウス」なるものもあり、より一層恋愛を盛り上げる仕掛けが散りばめられている。そんな新ルールの追加もあってか、今シーズンはメンバーの距離の縮まるスピードが一段と速く、距離感も近くて関係値も密だ。

一組のペアだけが一夜を共に過ごせる「同棲ハウス」

 だからこそ、これまでのシーズンには見られなかったような“番組史上初”の名シーンが沢山誕生しており、全く“予定調和”ではない様子に目が離せなくなる。特に第3話、主役を演じることになったコージ(才川コージ)とさちか(新田さちか)の本番前の“リアルキス”は観ているこちらがドキっとさせられるシーンだった。気持ちが高まり先走って、理屈や言葉を超えていく瞬間が、本当にドキュメンタリーのようにありありと映し出されていた。

コージ(才川コージ)とさちか(新田さちか)キスシーン

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