現役ピアニストが“初心者”向けヘッドホンをオススメ フラットな音で癖がない『パイオニア SE-MS5T』の魅力とは
軽くてフィットする装着感
ヘッドホンの装着感は個人差が大きく、合わないものを着用すると耳が痛くなるだけでなく頭痛や肩こりの原因にもなる。その点、今回、取り上げた『パイオニア SE-MS5T』のイヤーパッドは、耳をすっぽり覆うサイズなので耳が引っかからない。素材も低反発ウレタンクッションで、ヘッドバンドも幅広く分厚いクッションを採用しているので、装着感はかなり良いように感じた。
ただし、メガネを常用している人は、かなり締め付けられるので注意したい。数分程度ならメガネをしながらでも問題ないが、長時間の使用はおすすめできない。
ワイヤレスタイプも
購入してないのでレビューはできないが、同モデルのワイヤレス版もある。コードが邪魔、イヤホンジャックのないiPhoneで音楽を聞きたいという人は、価格は上がるがワイヤレス版を購入するのもいいのではないだろうか。
イヤホンは携帯も装着もしやすく、安価で使いやすい。耳の中に入れるので、ダイレクトに音が聞こえてきて音楽との距離感も近い。たいていの場合、音楽鑑賞や動画視聴はイヤホンで十分! となるだろう。
しかし、ヘッドホンはイヤホンとは違った音楽との距離感や空間を堪能できる。まだヘッドホンを使ったことのない人は、ぜひこの『パイオニア SE-MS5T]』のヘッドホンを使ってみてほしい。
■ピオーネP
依頼を受け各地で演奏する現役のピアニスト。地元で音楽教室も開いている。ガジェット好き。