“金持ちYouTuber”ヒカル、小児がんの子どもたちにお菓子の家をプレゼント&1000万円寄付 「日本一の偽善者を目指す」

 金持ちYouTuberのヒカルが10月31日、自身の公式チャンネルにて、「【ダークヒーロー見参】小児癌と闘う施設の子供達に「お菓子の家」作ってプレゼントしてみた」と題した動画を投稿した。

【ダークヒーロー見参】小児癌と闘う施設の子供達に「お菓子の家」作ってプレゼントしてみた

 動画の冒頭でヒカルは「今回、ドナルドマクドナルドハウスという場所に来ています。ここは病気の子どもとその家族が利用できる施設なんですけど、以前、余ったオリジナルグッズやビンゴ大会で余った景品などを、寄付させてもらったことがあります。マクドナルドが支援している施設で、全国に11箇所くらいあります」と撮影場所について説明。それから、「ここにはYouTuberに憧れている小学生ぐらいの子どもがいるらしいんですよね。で、僕のチャンネルも見てくれているらしいんですけど、その子たちの病気が重たいらしい。でも今はすごく状態が落ち着いているから、“今だったら会える”ということで、その子のために何か出来ることはないかなと考えて、今からお菓子の家を作ろうかなと思っています」と動画の趣旨を明かした。

 今回、ヒカルが目指す“お菓子の家”は高さ1メートル50センチほどの中に人が入れるレベルのものだという。ヒカルが「今回のお菓子の家作りは1日じゃ終わりません。泊まり込みで作って完成させて、明日お菓子の家の前でYouTuberと子どもたちがご対面という形に出来たら」と構想を明かすと、YouTuber「へきちゃん☆トラちゃん」の相馬トランジスタは「すごくいい企画ですね。めっちゃいい奴やん……」と感嘆の声を漏らしていた。



 今回使用するお菓子1万8000個は洋菓子製造・販売の「ユーハイム」が企画に賛同し無償提供したという。そして設計は注文住宅の「ウイングホーム」が手掛けた。用意された型にお菓子を貼り付けていくという地道な作業を繰り返し、壁と屋根の飾り付けが終わったところで1日目の作業は終了。2日目も地道な作業を行い、ハロウィン仕様の飾り付けが終わると、ついにお菓子の家が完成した。ヒカルは「昨日はここまでの完成度に仕上げられると思っていなかった」「10人くらいで全ての作業をやったんですけど、さすがに達成感ありますね」と感慨深げな様子だった。


 そしてついに対面の段となると「ヒカルー!」と元気いっぱいに駆け寄ってくる子どもたち。お菓子の家の中に入ると、うれしそうな表情を浮かべながら、お菓子をパクパクと頬張っていた。そして最後は全員で記念写真を撮影することに。ヒカルの大ファンという少年は緊張した表情を浮かべていたが、ヒカルは優しく寄り添って緊張をほぐそうとしていた。



 また撮影場所となった「ドナルドマクドナルドハウスなごや」のエントランスには寄付した企業や個人の名前がプレートとして飾られるという。プレートの大きさによって額が異なるとのことで、1番大きいサイズで1000万円とのこと。すると帰路の車中で相馬トランジスタから「普通に撮影し終わった後、(ヒカルは)1000万まじで募金していたからね。ちょっと入れておいてくださいみたいな感じで」と衝撃の報告が。この流れでヒカルが「今後新しく出来る施設も含めドナルドマクドナルドハウスの別の施設11箇所も順番に巡っていきたいですね」とコメントすると、相馬トランジスタは「そしたら募金額1億円いっちゃうよ?」と質問。ヒカルは「それくらいいいでしょう。これは1000万円の価値がある動画だと思いますよ。今回得た時間は一生記憶に残っていると思う」とコメントした。

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