『マリオカート ライブ ホームサーキット』海外メディアの評価は? 「魔法のようなレーシングゲーム」「家庭での実験」
コロナ禍を意図した設計? 自宅で親子(とペットも)一緒に楽しめる
マルチプレイヤーモードの場合、最大4人で一緒にレースをすることができるが、他のプレイヤーは、それぞれ自分のNintendo Switchとカートを購入する必要があり、その購入費用は1,000ドル(10万円)以上になる、と『CNN』は伝えている(参考:https://edition.cnn.com/2020/10/14/tech/mario-kart-live-launch/index.html)。
ニューヨーク大学の助教授でビデオゲーム歴史家のLaine Nooney氏は「現在進行中のパンデミックに合わせてカスタム設計されているように感じ、特に子供がいる人は家に留まる。親にとっては懐かしく、子供にとっては家庭での実験だ」と述べる。
一方で同氏は、各プレイヤーが独自のNintendo Switchとゲームをプレイするのに十分なスペースがを必要で、販売に課題をもたらす可能性があるとも加えた。マルチプレイには、やや不向きかもしれない。
しかし、すでにNintendo Switchを持ちあわせているのであれば、9,980円(税別)で、ビデオゲームとも普通のリモコンカートとも異なる、新たな楽しみが加わるのは、魅力だろう。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。