卒倒間違いなしの距離感に驚愕ーー学芸大青春の「バーチャルお話会」を体験してみた
活動開始から1年 それぞれの音楽への向き合い方に変化も
ーーこの1年間で、楽曲に対しての変化や、大きな転機になるようなことはありましたか?
陽介:長い間、自分の音楽性というか、どういう風に歌ったらいいのかよくわからなくて、いろいろ模索してました。最近、Mrs. GREEN APPLEさんをよく聞いてるんですが、情景が浮かぶような、小説を読んでいるかのような音楽性にすごく惹かれて。自分もそういうふうに歌えたら素敵だなと思ったので、それが最近の目標になってます。
将綺:ジュネスに入る前は1人で歌を歌っていたので、自分の歌に対しての研究が多かったんですけど、ジュネスになってからは、グループでの内田将綺として歌いたいと思っていました。角が立ってもだめだし、埋もれてしまってもだめだし、ちょうどいいところを探してたんです。でも最近は、5人みんな個性が立っているので、内田将綺として歌を確立させることが、結果的にジュネスの魅力を1番際立たせられると思うようになりました。内田将綺としてこう歌うっていうのを作り上げてから、ジュネスに還元するイメージですね。
ーー“集団にならなくちゃ”というある種の強迫観念から解き放たれたって感じですね。
優輝:僕はラップと向き合うことで、リズムに対する意識が変わったのが1番大きいですね。今までは、1つ1つ合わせていくってイメージだったんですが、リズムとリズムを点で埋めるんじゃなくて、線でのっかっていって、時には外すゆらぎがあったり、ちゃんとはまるとこははまってるっていうのがリズムなんだなって、肌で感じられるようになりました。それが歌にもラップにも出てくるようになったのが変わったことかなと思います。
ーージュネスの楽曲は、ワールドスタンダードなリズム感なので、スキル面ではかなり磨かれていますよね。
勇仁:ジュネスとして活動を始めてから、レコーディングを通して大きく成長したなと感じています。それまでは、自分が歌いたいように歌ってたんですが、レコーディングとなるとディレクターさんからディレクションがあるので。それに合わせるのが慣れるまですごく難しかったですね。試行錯誤してました。それを繰り返すうちに、元々自分の感性や音楽性になかったものをたくさん身に付けることができたなと感じます。今は、ディレクターさんの指示をちゃんと聞いて、その上で自分の個性を出していこうという気持ちでやってます。これからもいろんな方からたくさん吸収して、もっともっと表現の幅を広げていきたいですね。
ーーもともとストイックなイメージはありましたが、他人に軸を置いて考えるっていう違った向き合い方になってきたんですね。アドバイスや他の人からの声を全部吸収して成長していこうっていう。
蓮:僕たちのレコーディングのときって、作家さんが現場に来てくださることが多いんです。その中でもO-liveさんは、レコーディングの時とか、僕たちとたくさん話し合いながら作ってくださる方で。最初は、ディレクション通りに歌っていたんですが、最近は僕からも“こういうのどうですか?”って提案しながら作るようになったのが大きな変化かなと思います。
ーーなるほど。具体的に、蓮さんが提案したのってどの曲のどの部分なんですか。
蓮:今回のアルバムのリード曲「スニーカー」の合いの手の部分ですかね。何パターンか用意して、聴き比べてもらいました。
ーー提案しやすい環境をチームとして作っているんですね。皆さんも、楽曲制作に携わっている意識も高まってきている。
蓮:そうですね。
ーーでは続いて、ライブについてお伺いします。前回のライブは無観客での配信ライブとなり、観客の前でのパフォーマンスは今回が初となりますが、ライブへの意気込みを教えてください。
優輝:意気込みはもうばっちりです! 前回の配信ライブをやったことで、よりライブに対する思いが強くなって、早くファンの皆さんの前でパフォーマンスしたいって気持ちでいっぱいです。気合も十分ですし、僕たち自身がすごく楽しみですね。
陽介:僕たちの熱量を生で感じてほしいよね。
勇仁:シンプルに、早くみんなの顔が見たいな。
優輝・将綺:そうなんだよ!!
ーー前回の配信ライブを経て、反省点や、次に活かしたいと思うことはありましたか?
蓮:僕が思ったのは、演出がすごくて、それに助けられた面が多々あったので、よりスキルをあげたいと思いました。
優輝:パフォーマンス面では、演出もそうだし、カメラワークも視点が切り替わるから、ある意味、ごまかせてる部分はあったかなと思う。もっとここの振り揃えたかったなとか感じましたね。
陽介:一体感という意味では、ダンスですかね。揃ってる感をもっと追求したいです。まだ5人がいるという感じに見えるというか。1つに見えたら、パフォーマンスとして形になるのかなと思うし、見てる人も気持ちいいと思う。
優輝:チームとして揃った上で、それぞれの個性を出せたらいいよね。まだ俺らは、個々が強いというか。
ーー最終形態としては、最強の個が5人集まるのが理想ですね。ライブでファンの方も一緒に盛り上がれそうな楽曲はありますか?
優輝:「JUNES」の冒頭のパートで、5人でそれぞれのアルファベットのポーズをするんですけど、そのときみんなに「J・U・N・E・S、ジュネスー!!」って言ってもらえたら盛り上がりそう。
将綺:あとは「WHO WE ARE !」とか。最初の「ジュ横無尽 無敵の布陣」のところ、頭文字が「ジュ・ネ・ス」になってるんですけど、そういうところも言ってほしいですね。
陽介:あとさ、ファンの方たちの中で、“この曲でこれやりたい!”とかあったらぜひ取り入れていきたいよね。僕たちだけじゃなくて、ファンの方と一緒に作っていきたいな。
将綺:そうだね。コールアンドレスポンスのアイデア募集してます!!
ーー「バーチャルお話会」はファンの方と1対1でお話ができる機会となりますが、みなさんの心持ちとしてはどうですか?
優輝:すごく嬉しい機会だけど……。
優輝・将綺・陽介:緊張しちゃう!!
将綺:いつもはグループとしてみんなと接してるけど、今回は1対1だからね。
陽介:そうそう。みんなを楽しませられるか不安だよね。
勇仁:僕は楽しみで仕方ないな。いつもは5人でファンのみんなに話すけど、今回は2人きりだし、だからこそ話せることとかもあると思うんだよね。
優輝:普段は来ない質問とかもあるかもしれないよね。今から準備しとかないと(笑)。
将綺:そういうことだよね(笑)。
陽介:「じゅね生」でもさ、すごいたくさんコメントいただいて、全部返事したいのにできないじゃん。それをちゃんと1対1で会話ができるのはすごくナイスだね。
優輝:聞きたいこととかあったら、ぜひ事前に考えてメモしてきてください!
ーーファンの方からどんどん質問してきてほしいですか?
勇仁:僕はどっちもですね。俺の方からも質問していくこともあるかも。質問があるならなんでも聞いてね。
陽介:蓮はどういう感じで話すんだろう?
蓮:僕はね、相手のかたが喋るまで待つ。
優輝・将綺・陽介:(笑)。
陽介:想像つく(笑)。相手の子が緊張するタイプで、お互いが無言だったら、話さないまま終わっちゃわない?
蓮:まあそうだね(苦笑)。
ーーでは、ここで「お話会」を想定した質問をさせてください。まずは優輝さん。制限なく何でもしたいことができるとしたら、何がしたいですか?
優輝:めちゃくちゃ美味しい焼き肉を食べたいです。お金も、体のこともなんも気にせずにおいしいもの食べたいですね。自分で料理してると、焼肉って選択肢にあまりないので。
陽介:制限なくなんでもって言われてるのに焼肉なんだね(笑)。
将綺:ちょっと陽介みたい(笑)
ーー続いて、将綺さん。ジュネスのメンバーで1番仲が良いのは?
陽介・優輝:これは気になる!
将綺:えーーーーーと…全員です(笑)。
優輝:逃げたな!(笑)。じゃあ最近楽しかったことは何かある?
将綺:スタジオからの帰り道に、陽介から「肉の塊を買ったから調理法を教えてくれ」ってビデオ通話がきたことです。普通に焼けばいいのに(笑)。そのあとに、肉の説明よりも長い変顔大会を見せられて終わりました。
陽介:将綺ならではの調理方法があるのかなと思って。おかげさまで、美味しく焼けました。
ーーなるほど(笑)。続いては、陽介さん。今、日常で1番幸せなときはどんなときですか?
陽介:僕は『リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)』ってアニメが大好きなんですけど、最近2期が始まったんです。配信日の前日に待ってる瞬間が幸せですね。“明日くる!”と思って、1話前の話を見返したりしてます。
将綺:あと、陽介は漫画を読むスピードがめっちゃ早い。俺が『NARUTO』のアニメを見始めたんですけど、その3、4日後に読み始めた陽介に抜かれました(笑)。
陽介:もう何周もしてるんですけど、将綺が見始めたのでまた読み返したくなっちゃいました。ちょっとオタク気質なところがあるかもしれません(笑)。
将綺:蓮は『ジョジョ(ジョジョの奇妙な冒険)』が好きだよね。
蓮:そうですね。
将綺:蓮は、僕から見ると、広く浅くって言うよりは深く狭くって感じですね。1つのものをすごく極めるって印象があります。
優輝:逆に僕は、広く浅くって感じ……。いや、浅くはないんだけど(笑)。
ーー続いて、勇仁さん。器用な印象がありますが、最近何か苦労したことはありますか?
勇仁:なんだろう。
優輝:コーヒーの話をしよう(笑)。この前一緒にコンビニに行ったとき、勇仁がセルフのコーヒーを買ってたんですよ。勇仁もそういうの知ってるんだなって感心して見てたんですけど。
勇仁:そんなに感心することじゃないだろ(笑)。
優輝:蓋をカップラーメンみたいに半分しか開けなくて。それでも見守ってたら、そのままマシーンに入れちゃって、コーヒーが全部カップの外にこぼれちゃいました。
勇仁:あれが初めてだったんだよ。みんながいてくれたから良かったけど、さすがに焦りましたね。人として大きく成長できました(笑)。
ーー良かったです(笑)。最後に、蓮さん。あまり私生活が想像できないのですが、共同生活はいかがですか?
蓮:(即答で)嫌ですね。
優輝・将綺・陽介・勇仁:おい!!(笑)
陽介:もう嫌じゃないでしょ!
優輝:めちゃくちゃ俺の部屋入ってくるじゃん(笑)
蓮:ちょうど昨日あったことなんですけど。僕が夜寝てたら、優輝がドアをガンガンガンガンって叩いて。そして急に部屋に入ってきて、「怖い話していい?」って言って起こされました。
優輝:これは全部逆です(笑)! 僕が寝てたら蓮と陽介が部屋に入ってきて、僕は「もう寝るから」って言ったんですけど、「いいよ寝てて。僕たち話してるから」って言われて、2人で怪談を始めました。
将綺:そういえばこの前も、蓮が「優輝が夜中に部屋に入ってきて、僕の部屋で縄跳び始めたんだよね」って言ってたけど。
優輝:それも逆!! 俺の部屋で蓮が急に縄跳びしだしたの(笑)。
将綺:そうなんだ、やばいな(笑)。
優輝:蓮が1番共同生活楽しんでます!
ーーありがとうございます。最後に、アルバムの発売や「バーチャルお話会」、ライブを楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
陽介:このアルバムは、長い期間をかけて、みんなに楽しんでもらえるよう作り上げたのでぜひ聞いてください。お話会もたくさんお話しようね!
将綺:お話会は初めての試みなんですが、僕たちパッション全開でいきますので、楽しみにしていてほしいです。いつも応援ありがとうございます!
優輝:ジュネスの活動2年目に向けて、もっともっと皆さんをこの青春の渦に巻き込んでいきたいと思うので、楽しみに待っててください!
勇仁:みんなの喜ぶ顔を見れるように、俺ら5人でがんばってるので、楽しみにしててください。いつも応援ありがとうございます。
蓮:このアルバムは、僕たちにとっても最高のアルバムになってるので、ぜひ手に取ってもらえたら嬉しいです。
■リリース情報
『HERE WE ARE!』
発売:9月2日
価格:完全生産限定盤A(縦型Blu-rayパッケージ・CD+Blu-ray) ¥6,000-
完全生産限定盤B(シューズBOX型パッケージ・CD+グッズ) ¥6,300-
通常盤(CDのみ) ¥2,700-
〈収録内容〉
・CD
1. JUNES
2. WHO WE ARE !
3. This is ラブソング(Yosuke from 学芸大青春)
4. 君の全部
5. Don’t leave me alone
6. 終わらない恋のリサーチ(Yuki from 学芸大青春 feat.Yuto & Junko)
7. Race !
8. 星になれ
9. Maybe Maybe Not(Ren from 学芸大青春 feat.Masaki)
10. youthful days
11. JUST
12. That's shape of my love(Yuto from 学芸大青春)
13. ノンフィクション
14. Happy Ever After
15. Don’t think, Feel(Masaki from 学芸大青春)
16. スニーカー
〈予約受付〉
アニメイトオンラインショップ
【アルバム】学芸大青春 1st Album HERE WE ARE ! 完全生産限定盤A
【アルバム】学芸大青春 1st Album HERE WE ARE ! 完全生産限定盤B
【アルバム】学芸大青春 1st Album HERE WE ARE ! 通常盤
■ライブ概要
学芸大青春 1st LIVE『WHO WE ARE ! Return!!』
日時:2020年11月28日(土)時間未定
会場:harevutai -IKEBUKURO LIVE SPACE-
〈チケット〉
(1)後日詳細発表となる有料配信チケット
(2)1st アルバム『HERE WE ARE !』CD 封入応募コードを使用した応募抽選当選者対象・会場入場チケット