ついに実物のiPhone 12 Pro Maxがリーク? 海外では新たな論争も
著名なリーカーであるJon Prosser氏が、YouTubeチャンネル『Front Page Tech』にて、“初となる本物のiPhone 12 Pro Max”を操作したとする動画を公開した。
この動画は、量産前の最終テストであるPVT(Production Validation Test:生産認証試験)のものだという。スクリーンが鮮明に映るように、暗闇で撮影されているのも特徴的だ。
ノッチは縮小せず、ベゼルは薄く、LiDARスキャナーあり
Jon Prosser氏は動画内で、「ノッチが少し小さくなっているように見えるが、スクリーンサイズが6.7インチと大型化しているためにそう見えるだけで、実際には現状と同じ。ただ、ベゼルはとても薄くなっている」と述べている。
リフレッシュレート120hzのディスプレイは、採用が取りやめられるという報道が最近は目立っているが、Jon Prosser氏は「まだ諦めるのは早い」としている。画面に表示されるコンテンツに応じて120hzと60hzの間で自動的に調整できるのだという。
表示されている「設定」のカメラセクションでは、iPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro MaxのLiDARスキャナーを使用して画質を向上させる方法についても説明している。動画とナイトモード写真のLiDARアシスト・オートフォーカスと被写体検出を有効にできるトグルがある。
他の機能には、以前噂されていた120fpsと240fpsでの4K動画録画、ナイトモード、ノイズリダクションも含まれている。
採用見送りの噂がある「120hz」はどうなる?
『9to5Mac』は、このスクリーンショットがPVTモデルからのものであることは、忘れてはいけないと指摘(参考:https://9to5mac.com/2020/08/25/iphone-12-pro-motion-camera-features-more/)。
今秋、iPhone 12が正式にリリースされる前に、機能が変更される可能性もあるとしている。また、すべてのiPhone 12 PVTユニットが、これらの機能すべてを備えているわけではないことも念押しした。
設定では、テスターに対して、リフレッシュレートやカメラ機能などにPVTモデルが対応しているかを確認している。つまり、PVTのiPhone 12 Pro Maxモデルには120Hzの機能が搭載されているものと、いないものがあるということだ。これらの設定は、最近の報道を裏付けるものだとしている。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxが120hzディスプレイを搭載するかどうかについては、大きな論争の種となっているが、これらのスクリーンショットは、Appleが少なくともこの機能をテストしたことを示している。
一方で、内部では最終的な決定がすでに行われている可能性もあるという。