『今日好き 夏空編』第1話&2話ーー初日から炸裂する“けいし旋風”と、継続組・すずかの矢印に注目

『今日好き 夏空編』第1話&2話

 『夏空編』に参加するのは、男子4名と女子6名の計10名。7月まで放送された前シーズン『紫陽花編』からは、天野冬海(ふゆみ)と石川涼楓(すずか)が継続メンバーとして参加することに。加えて、第1話終盤には、以前の番組公開生オーディションでファイナリストにまで勝ち上がった川畑愛真(えま)も追加メンバーとして登場している。

 また、今回の旅の舞台は、絶景オーシャンビューが一面に広がるプール付きの特大リゾート。彼らはさっそくビーチに到着すると、それぞれが第一印象で気になる相手を挨拶がわりのツーショットに誘っていった。

 まずは、ふゆみとすずかの“継続コンビ”が、それぞれの気になる相手を探っていく。ふゆみは、男子から特に人気の三野宮鈴(すず)を意識する一方、すずかは『紫陽花編』で惜しくもカップル成立しなかった小林希大(きだい)とのエピソードを絡めて、「次の旅に来て頑張ろうかな」と、あくまで吹っ切れたと口にする。それでも、この時点では第一印象で惹かれた相手はおらず、どこか浮かない表情。そんな彼女に、ふゆみは「モテ期が来ますよ、今回の旅は」と励ますなど、この2人は今のところ“くっつく”見込みが薄そうに思える。

 ほかにも、酒寄楓太(ふうた)が横田未来(みらい)とツーショット。ここでは、ふうたがみらいの年齢を覚えていないことから、「絶対みらいのこと眼中になかったでしょ」と冗談交じりにイジられる。さらに、2人での記念撮影時にも、みらいが彼の曲がったネクタイを直してあげるなど、お姉さんとしてリードする姿が微笑ましい。最後には、彼女が髪を後ろで短めに結んでいるのを見て、「後ろで結んでいるのは全部ポニーテール」と珍名言を残したふうた。みらいが「天然でしょ?」と早くもその素質を見抜いていたのも面白い。

 ここで“えま”が合流して夕食を迎えると、早くもふゆみを誘い出し、「『紫陽花編』の頃から『かっこいいな』と思っていた」とこぼす。一方、残されたメンバー側では、この時点での気になる人の人数を教え合うことに。うち何名かで早くも気になる相手の変化が見られたが、なかでもすずかが「話してみたい人ができた」と語るなど、その心境にも小さな動きが見えはじめる。

 夕食を終えると、星月梨杏(りあん)が第一印象から気になっていた青山京平(きょうへい)とツーショット。きょうへいは、到着後に間もなく意中のすずとツーショットをしていたこともあり、りあんの「第一印象、誰ですか?」というストレートな質問に、「人はちょっと言えないかな」と、さりげなく牽制。それでも「誘ってきてくれて嬉しかった」と、りあんの想いを優しく受け止める。

 すると、すずかが現れてメンバーチェンジ。彼女はきょうへいを前にしても、新たな恋に迷いを掛けている様子。きょうへいもまた、“すず一択”に絞ったばかりというタイミングの悪さも重なり、すずかはこの後のインタビューで「自分からグイグイ行きたいって思う人がいないです今は」と漏らしていた。彼女の想いの行方ははたしてーー。

 そして、『夏空編』最大注目メンバーといえるのが、短めな金髪で男子陣でも特に目立つビジュアルの三島啓史(けいし)。『夏空編』ダイジェストVTRが流れた際、海に向かって“めっちゃいい笑顔”で「大好きだよー!」と叫んだ彼だが、スタジオの“恋愛見守り人”こと井上裕介(NON STYLE)はこれを目にして「三代目J SOUL BROTHERSのPVとか差し込みました?」と見事なボケに繋げる。けいしと『夏空編』は、一体どうなってしまうんだ。

 そんなけいしが初ツーショットに誘った相手は、すず。旅のスタート時からよく目が合い、お互いに話してみたかったとのことだ。会話を重ねて徐々に打ち解け合ううちに、けいしが「今からかわいいとこ言っていい? 10個」と、赤面必至なアプローチで勇気を出す。「1つ目は髪型がかわいい、ポニーテール」と、序盤こそ順調に滑り出したのだが、途中で少し詰まり気味になると、すずからも「あるのか? あるのか?」と軽めなイジリが。

 なんとか「9(個目)は、まゆげ!」まで繋げたけいし。すると「最後、明日俺のことを好きになってくれるかもしれないところがかわいい」と、見事な9個にわたる“前フリ”を経ての決め台詞を発動して、すずの胸キュンを誘う。そんな不器用で少し背伸びがちだが、どこまでも純粋すぎるけいしの初回アプローチを受けて、すずも「(明日も)話したい」と見事に心を動かされたようだ。

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