『Ghost of Tsushima』は“死にゲー”なのか? 受け流し必須の戦闘システムから考える

『Ghost of Tsushima』は“死にゲー”なのか?

戦闘に一定のリズムを与える4種の「型」

 『Ghost of Tsushima』の近接戦闘をさらに魅力的にしているのは、4種ある剣の「型」だろう。型には「石の型」、「水の型」、「風の型」、「月の型」が用意されていて、それぞれ敵の武器との相性がある。たとえば「風の型」は槍を使う兵士に大きな力を発揮する型だ。相手に合わせた型を使用すれば「よろめきダメージ」を与えて体勢を崩しやすくなる。乱戦ではあちらこちらから敵が襲い掛かってくるが、目の前の敵に合わせた型を使うように心がけていれば、比較的楽に大勢の敵を処理できる。

 また、本作には「くない」や「煙玉」といった戦闘を有利に進めるための暗具もある。型や暗具を切り替えながら行う集団戦闘は、忙しいながらも小気味よい。難しさ以上に、アクションゲームならではの楽しさや爽快感を味わえるはずだ。

 『Ghost of Tsushima』の戦闘はシンプルなものではなく、難しいと感じる人もいるだろう。一瞬で命を奪われかねない緊張感は、さながら本物の果し合いのようだ。しかし、ステルスや暗具といった要素により、この難しさをプレイヤー自身の手である程度コントロールできることも本作の魅力といえる。『Ghost of Tsushima』は歯ごたえのある戦闘を求めている人とライトなゲームファン、どちらにもおすすめできるアクションゲームだ。

■坂田憲亮
愛知県の田舎で自由気ままに暮らすフリーライター。アプリやゲームなどエンタメ分野をはじめ、国内大手の各種メディアにて記事を執筆中。取材から撮影、Webデザインまで行う自称・マルチクリエイター。



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