ポストアポカリプスを描いた『The Last of Us Part II』発売 ”復讐”の先にエリーが辿り着く結末とは

サバイバル性を裏付けるゲームシステム

 『The Last of Us Part II』の基本的なゲームシステムは、前作をベースとしてサバイバル要素に特化している。既に米国は未曾有のウイルス被害よって崩壊しているため、生き残るためには自給自足は避けられない。フィールド各地から使えそうな資源を持ち帰り、手に入れた物資を組み合わせて武器を製作。組み上げた武器を細かくカスタムし、より実戦向きに性能を調整する……といった具合に、サバイバルアクションと密接な関わりを持つクラフトシステムは健在だ。

 アイテム作成のほか、スムーズなゲームプレイに直結する能力強化も重要である。エリーの潜在能力を引き出すことで、装備品に依存しない、身体能力の向上も可能となった。「サバイバル」「ステルス」「クラフティング」、これら3つの項目を自在に育成し、過酷な旅を何としても乗り越えよう。

 アクションアドベンチャー『The Last of Us Part II』は、PS4向けに6月19日より発売中だ。

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。Twitter:@yuki_365bit

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