はじめしゃちょー、ヒカキンが立ち上げた“コロナ医療支援募金”に1千万円寄付 「偽善者と呼ばれても構いません」

 人気YouTuberのはじめしゃちょーが5月23日に投稿した動画で、先日ヒカキンがYahoo!基金と協力して立ち上げた「コロナ医療支援募金」に1千万円寄付したことを報告した。

10,000,000円募金しました。

 動画の冒頭で、はじめしゃちょーは「あんまり堅苦しい感じにしたくなくて、かと言って面白くしたいわけではないんですけど」と断った上で、「ヒカキンさんとYahoo!さんの取り組み『命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金』に1千万円寄付させていただきました」と報告した。はじめしゃちょーは寄付する金額に関してかなり悩んだ末、1千万円にしたという。ヒカキンが1億円寄付したことを受け、当初は同額を寄付することも頭によぎったというが、入金のスピーディーさなど様々なことを考慮すると1千万円がベターな選択と周囲のスタッフと相談して決めたという。

 また今回、募金をする上で様々なことも考えたという。これまでも多数の支援の声掛けがはじめしゃちょーの元に届いていたとのことだが、“具体的にどう使われるのか不明瞭な募金活動があった”と複雑な気持ちを明かした。その上で、「コロナ医療支援募金」は「(1)東京都などの自治体を通じて、医療現場にマスクや消毒液、防護服などの医療用品を配布、(2)医療従事者のニーズに応じた活動を行うNPOへの支援、(3)感染防止活動を行うNPOへの支援」と寄付金の使い道をわかりやすく表明しており、なにより信頼しているヒカキンが立ち上げたプロジェクトだったことで、今回の寄付に踏み切ることを決意したという。

 それから「トータルでもうちょっと募金しようとしていた金額分を、周りの人間と話し合って今後の動きに合わせながら支援していこうと思います」と語るはじめしゃちょー。というのも「長い自粛期間による経済への影響が簡単に回復できるとは思えない」と予測しているからだ。特に学費を払えない状況になってしまい、大学を中退している若者や、学校に通うことができず貴重な青春時代の時間を奪われてしまっている学生たちのことが心配のようで、「個人的な思いとしては、この先の未来を担っていく学生とかに何か手助けできたらなという気持ちが強いです」と心の内を明かしていた。

 その上で「お金が困っている大学生を助けるところはどこなの? どこで何をすればいいんですか? わかりません……。ただヒカキンさんの募金活動は非常にわかりやすかった。なので寄付させていただきました」と頭をかきむしりながら心の叫びをそのまま伝えていた。

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