宮迫博之、2000万円で「串カツ田中」の命名権購入 全店舗「串カツ宮迫」化でコラボメニューも展開?
お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が5月21日、自身の公式YouTubeチャンネルに外食チェーン「串カツ田中」のネーミングライツ権を2000万円で購入する動画を投稿した。
前回5月8日に公開された動画で宮迫は、知り合いの串カツ田中社長・貫啓二氏と対談。コロナ禍で外食産業が大きな打撃を受ける中、テイクアウト、UberEATSなどを活用してなんとか苦境を乗り切ろうとする同社の現状を知った。
自身も、東京都内でたこ焼き屋「みやたこです」を経営する飲食店オーナーの一人として胸を痛める宮迫。すると、貫社長から同社クラウドファンディングプロジェクトの目玉「1か月間のネーミングライツ権」の購入を打診される。権利の費用は2000万円。金額が金額なだけに悩みに悩んだ宮迫だったが、飲食業界を盛り上げるため、ひいては世の中の経済を回すため、最終的に「買います!」と宣言していた。
今回の動画で、銀行口座から現金2000万円を下ろし、串カツ田中の本社へ行くことになった宮迫。「こんな大金、おろすのは生まれて初めてです。正直ドキドキしています」「2000万円下ろしたらもうカツカツになります。保険は解約する段取りで今動いております」という言葉に緊張感と覚悟がにじみ出る。
その後、宮迫は貫社長を訪ねると「持ってきましたよ! 2000万! これでネーミングライツ買わせてもらいますわ!」と言って、テーブルの上に1000万円の札束2つをドンと置いた。これに、貫社長は「えぇ!? 嘘でしょ!?」と驚きを露わに。先述したように、串カツ田中のネーミングライツ権はクラウドファンディング。クレジットカードや銀行振り込みで手続きを進めるものだ。決して現金手渡しを想定したものではない。要するに、この度の会社訪問は、支払方法を勘違いしていた宮迫の勇み足だったというわけだ。
「えー!? ちょっと~」とカメラのほうをにらむ宮迫。宮迫だけでなく、スタッフもクラウドファンディングをしっかりと理解していなかったようだ。とはいえ、宮迫の覚悟は揺るがない。後日、銀行で2000万円の振り込みを完了させ、無事にネーミングライツ権を取得することに成功。宮迫は「やったぞ! これで全国で『串カツ宮迫』がスタートです!」と喜んだ。