新型iPhone SEのカメラは“残念”? 「最高のシングルカメラ」は最高のスマホカメラではない

新型iPhone SEのカメラは“残念”?

 さらに、2019年のフラッグシップiPhoneで最初に導入された機能であるQuickTakeビデオがあるため、ユーザーは写真モードのまま、カメラボタンを押し続けることで、キャプチャをすることも可能となっている。

 7メガピクセルの前面カメラは、TrueDepthカメラシステムはないが、ポートレートモードのF2.2絞り値と深度コントロールをサポート。iPhoneの前面カメラでQuickTake対応は初だ。1080p HDビデオは30fpsで録画でき、その他の機能には、Retina Flash、自動画像安定化、バーストモード、自動HDR、ワイドカラーキャプチャ等がある。

 Appleは「iPhoneで最高のシングルカメラシステムが搭載されている」と説明している。しかし、近年のハイエンドモデルでは、カメラは複数搭載がほとんどだ。そもそもシングルカメラは、スマホカメラとして最高水準ではないということを理解する必要があるだろう。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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