Zoomで50万件超のアカウント情報が流出・転売ーーFBIが捜査に乗り出す

Zoom、50万件超のアカウント情報流出

急増するビデオ会議、Zoom使用は要注意?

 Googleは、セキュリティ上の懸念があるとして、従業員に対して業務でのZoomの使用禁止を通達した。

 『The Verge』によると新型コロナウイルスが表面化する前の2019年12月と比較して、2020年3月は、Zoomの1カ月の利用者が1000万人から2億人に跳ね上がったという(参考:https://www.theverge.com/2020/4/8/21213978/google-zoom-ban-security-risks-hangouts-meet)。 

 パンデミックにより、リモートワークをする人が増えたため、ビデオチャットサービスが人気だ。

 その証拠に、Houseparty、Zoom、Google Hangouts Meet、Microsoft Teamといったビデオ会議アプリのダウンロード数は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行前より45%も増加している(参考:https://www.appannie.com/en/insights/market-data/video-conferencing-apps-surge-coronavirus/)。

 ビデオ会議に限らず、インターネットの使用は急増しており、サイバー犯罪への警戒が欠かせない。パンデミックで不安を感じている人々をあざ笑うかのような、ハッカーたち。顔の見えないならず者を追跡すべく、アメリカ連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出した。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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