WHO&ゲーム企業「ゲームは“健全な活動”」 新型コロナのパンデミック受け、共同キャンペーン実施

 Riot Games等、アメリカを中心とした複数のゲーム関連企業は、世界保健機関(WHO)と共同で「#PlayApartTogoether」というキャンペーンを開始した。日本語にすると「離れて一緒にプレイ」という意味になる。

距離保つことで99%の感染抑止

 現在、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的大流行(パンデミック)になっており、各地で不要不急の外出自粛から外出禁止令まで、それぞれ対策が行われている。

 『VentureBeat』は、社会的な距離を保つことで、99%の感染拡大を防ぐことができると伝えている(参考:https://venturebeat.com/2020/03/28/who-and-game-companies-launch-playaparttogether-to-promote-physical-distancing/)。

 WHOのグローバル・ストラテジー・アンバサダーであるレイ・チェンバーズ氏は「私たちは、このパンデミックの結果を決定づける局面にあります。困難な時期にあり、新型コロナウイルスとの闘いを支援する全てのパートナーを称賛します 」という声明を発表した。

 外出せずに、人々とのつながりを維持し、時間をやり過ごすのに、ゲームはまさにうってつけ。なお、「#PlayApartTogoether」に参加している企業は、Riot Games、Activision Blizzard、Unity、Kabam、Snap Games、Amazon Appstore、Maysalward、Twitch、Big Fish Games、Playtika、Dirtybit、Pocket Gems、Wooga、Glu Mobile、YouTube Gaming、Jam City、 SciPlay、Zyngaの18社で、大手ゲーム企業ら錚々たる名前がラインナップされている。

 Activision Blizzardのボビー・コティックCEOは 「人々が安全に繋がり続けることが、今ほど重要な時はありません。ゲームは、喜び、目的、意味を通して人々を繋ぎ、完璧なプラットフォームです。このような価値ある取り組みに参加することを誇らしく思います」と述べる。

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