『いきなりマリッジ3』第18話ーー出会って24日目、一緒にお風呂に入るも“夫婦喧嘩”が勃発!?

『いきなりマリッジ3』第18話レビュー

「本当、夫婦みたいですよね」

 露天風呂で将来のことについて話し合った新郎タケル(33歳)と新婦ナツキ(29歳)。その翌日、タケルは少し嬉しげな表情でこう言った。

 “新婚”生活24日目。ナツキはインストラクターの先輩たちとの食事会で話した内容をタケルに報告する。「(タケルと)一緒に暮らしてきて不満がない」と口にするナツキに、タケルは「なっちゃんがちょっとでもそう思ってくれるんは、一番嬉しいな」と微笑んだ。そのあとナツキが、「結婚するかどうかは自分だけでなく、自分の母親や祖母、先輩たちの意見も参考にしたい」と最終日の決断に対する思いを告げると、タケルは「それでいいと思う」と頷いた。

 部屋に戻ってきた二人は、一緒に露天風呂に入ることに。ナツキはタケルの着替えに「遅い!」とツッコミを入れつつ、照れ臭そうに笑う。そして、将来についての具体的な話をタケルに問いかけるナツキ。子どもを産む年齢やお金の話題に、タケルが「そこはどうにでもできちゃう部分だと思っている」と答えると、ナツキはより詳しく掘り下げようとする。そんなナツキの質問に、タケルは一つひとつ向き合って答えていく。

 しかし、ふとタケルの口から出た「違うんじゃないかな」という言葉が、ナツキのスイッチを入れてしまう。ナツキは「違うんじゃないかなって言葉がおかしいんだって、そもそも」「違うんじゃないかなって私を否定している言い方」とヒートアップしていく。

 二人のやりとりを見ていると、タケルがナツキの思いを受け止めようとしているのがわかる。だが、“新婚”生活2日目で「どこまでが本心かわからない」と涙を流していたナツキにとって、その優しい返答は逆効果になってしまい、うわべだけの言葉に聞こえてしまうようだ。「『いいんじゃない』って男らしくないから言ってほしくない」「『考えてます』と言った方が、私は嘘くさくて嫌だ。またコイツ嘘くさって思っちゃうとこだった」「いつもタケルんの回答に対しては、3択にしか思っていない。猫かぶっているか、合わせているか、諦めているか」とナツキの言葉はどんどんきつくなる。

 30日間で相手のリアルな姿を知るのは難しい。ナツキはその不安からタケルに言葉をぶつけてしまったに違いない。だが、話が逸れてしまっては、いつまで経ってもわかり合うことはできない。タケルは「今日はここまでにしよう」と話を切り上げ、先に風呂をあがると、そのまま部屋を出て行ってしまった。番組スタッフに声をかけられたタケルは、ナツキの気持ちを汲みつつも「このまま話してても、絶対意味はないなって思ったんで」と心中を語った。

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