『いきなりマリッジ3』第18話ーー出会って24日目、一緒にお風呂に入るも“夫婦喧嘩”が勃発!?

『いきなりマリッジ3』第18話レビュー

 一方、ナツキは「人にこんなこと言いたくないのに」と自己嫌悪に陥っていた。タケルに謝りたくても声をかけにくくなってしまったナツキ。お互いかける言葉もないまま、1日が終わってしまう。

 しかし、“新婚”生活25日目を迎えた翌朝、ナツキは意を決して「昨日、結構強い言い方しちゃってごめんね」と謝った。申し訳なさそうなナツキに、タケルは「いいよ。いつも通りだから気にせんといて」と笑う。タケルは、自然に仲直りできたことが感慨深いものだったようで、「本当夫婦みたいですよね。ケンカして、次の日仲直りして」とどこか嬉しそうだった。

 そして、ナツキの実家へと向かう二人。ナツキの母親と祖母は、タケルを明るく出迎えた。タケルが「初めて会ったときから素直で」とナツキの印象を伝えたとき、ナツキの母は「(ナツキは)ウソつけない」と評していた。そんなナツキの母親も祖母も、自分の気持ちに正直な人という印象だ。家庭を持つこと、仕事のこと、夢を持つことについて話すとき、タケルの目を真っ直ぐに見据え、彼の返答にしっかりと耳を傾けていた。

 ナツキの祖母はタケルの誠実さに好感を抱いたようで「多分この方優しいから、ナツキのわがまま聞いてくれると思うんですよ」と話し、ナツキに向かって「私は、あなたがよければ(いい)」と笑顔を見せる。ナツキとナツキの家族の温かさに触れ、初めはどことなく緊張感が漂っていたタケルも、最後には楽しそうに時間を過ごしていた。

 実家訪問後のインタビューで、タケルは「(今後ナツキの家族と付き合うことも考えて)納得のいく答えを出さないと、失礼にも値するなと……。二人だけの結婚だけど、二人だけで決めるものではないって思いました」とコメント。その表情は今まで以上に引き締まっているように感じた。

 いよいよ次週、決断の時が来る。番組初の「結婚」という決断は下されるのだろうか。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■番組情報
『いきなりマリッジ3』
毎週土曜よる10時~10時30分放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
第18話放送URLはこちら
(c)AbemaTV

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