ダーク戦国アクションRPG『仁王2』発売 “妖怪化”など進化遂げたゲームシステムに迫る

ダーク戦国アクションRPG『仁王2』発売

 コーエーテクモゲームスが3月12日、PS4用ソフト『仁王2』を発売した。

『仁王2』 ストーリー映像

1555年の戦国時代を描いたストーリー

 本作は2017年2月に発売されたPS4用ソフト『仁王』の続編。前作は開発元が”ダーク戦国アクションRPG”と謳った通り、1600年の日本を舞台に高難度かつやりこみ度満点のゲーム体験が楽しめた。

 その続編となる『仁王2』では、関ヶ原の合戦が繰り広げられた1600年からさかのぼり、1555年の日本を描く。織田信長をはじめ、数多の大名が野望を抱えて戦に身を投じる戦国時代へと舞台が移ったことで、前作に負けるとも劣らない人間ドラマが紡がれることになりそうだ。

 ストーリー面においては、”妖怪”の存在が今まで以上にクローズアップされている。たとえば主人公は人間でありながら妖怪の力をその身に宿す傭兵で、作中を通して妖怪と距離の近い謎多き人物。そんな彼の周囲には、半人半妖として生きる主人公を快く思わない者や、戦乱の世を上手く渡り歩くために協力を申し出る者など、立場や境遇を越えて様々な人間が登場する。特に序盤で主人公を旅路へ誘う行商人「藤吉郎」と、妖怪狩りを生業とする戦士「無明」の活躍に注目だ。

■主要な登場人物(一部)
・主人公
・藤吉郎(CV:竹中直人)
・無明(CV:波瑠)
・織田信長(CV:井上和彦)
・浅井長政(CV:興津和幸)
・明智光秀(CV:三上哲)
・今川義元:(CV:中尾隆聖)
・前田利家(CV:檜山修之)

妖怪の力を取り入れた戦闘システム

 ストーリーと並んで大きく変わったのは敵との戦闘システム。本作は主人公が人間と妖怪のハーフということもあり、戦闘中に自身を妖怪の姿へと変えられるようになった。この”妖怪化”は、選択中の守護霊によって外見や能力が様変わりする。

 鬼神の如き体格から強烈な一撃をお見舞いする「猛」。圧倒的な機動力を生かし、連続攻撃を叩き込む「迅」。遠距離から一方的な奇襲をかける「幻」……と、長所や短所がはっきりと別れており、戦況や対峙する妖怪に合わせた運用が求められるだろう。

 また敵が落としたアイテム(魂代)を使えば、戦闘時に妖怪の力を思うがままに呼び出すことも可能。妖怪化は発動条件が限られている一方、こちらの”妖怪技”は、手軽に大ダメージを与えられるリソースとなりそうだ。ほかにも主人公が扱える武器種が増加し、新たに”手斧”と薙刀鎌を装備できるように。これら2種を加えた10種類以上の武器を活用し、主人公の前へ立ちはだかる敵をまとめて撃破しよう。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる