【Steam】王道RPGからこだわりの2Dアクションまで 懐かしさ溢れるGB風インディーゲーム4選
Madcap Castle
謎解き要素で頭をやわらかくしたいなら、魔女となって城を探索する『Madcap Castle』も見逃せない。150近く用意された問題はどれも仕掛けが凝っており、中には一筋縄では突破できない難問も。単体の仕掛けを解くことでクリアできる場合もあれば、プレイ中に入手可能な呪文が必要だったりと、パズル要素は申し分無いように思われる。「48時間で本作を作り上げた」(Steam公式ページより)という開発者の逸話も注目の逸品である。■Madcap Castle
発売日:2017年12月12日
日本語版:未対応
価格:1,010円(税込)
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/684230/Madcap_Castle/
Anodyne
最後にご紹介する『Anodyne』は、上記3タイトルとは異なり、鮮やかなカラー画面……つまり"ゲームボーイカラー"世代を意識したグラフィックが特徴的だ。見下ろし視点で進む2Dアクションゲームだか、物語の舞台となるのは主人公の胸中から生まれた無意識な世界。どこかハッキリとしない、それでいてプレイヤーの心に何かを問いかけるようなストーリーが、何とも味わい深い雰囲気を放っている。
独特な作風の反面、ゲームの流れは至ってオーソドックス。フィールドやダンジョンを駆け巡り、怪しい場所は調べ、危険な敵は手に持ったホウキで撃退する。エンディング後も続くアイテム収集要素のおかげもあり、やり込み度も満点だ。不思議な世界観に惹かれる方は、ぜひプレイしてみて欲しい。
■Anodyne
発売日:2013年3月23日
日本語版:対応済み
価格:980円(税込)
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/234900/Anodyne/
■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。Twitter:@yuki_365bit