『ドラ恋~Bang Ban Love~』第1話ーードラマの設定と現実がリンクし、早くも恋愛模様が動き出す

 今回のペア決めは、男性からの指名制。指名順はくじ引きで決まる。結果は、1番目のチワ(千綿勇平)→わかな(若菜)、2番目のたすく(井上佑)→みこと(日比美思)、そして3番目のほくと(南北斗)は自動的にはづき(木村葉月)と組むことになった。

 チワ×わかなはお互いに第一印象同士。同じく、初対面から気になっていたというみこととペアになれたたすくもご満悦だ。一方でみことはチワとのペアを希望していたため、複雑な胸の内を吐露していた。そして、おそらく一番悔しい思いをしていたのが、はづきだろう。第一印象ではたすくが気になると口にしていたが、すぐに気持ちを切り替えて「余ったときはちょっと寂しい気持ちもあったんですけど、でも『やってやるぞ』って気持ちに逆になりました。『選ばなかった二人を後悔させるくらい頑張るぞ』と思いました」と力強く意気込みを語っており、元来の負けず嫌いに火が着いたようだ。

 稽古終わり、さらに役に入り込むために『オルゴールの森』での夜景ライトアップデートが用意されていた。たすくは「初めて演技する相手がみことで良かった」と本音をぶつけ、「あの役になり切らないと主役取れへんと思った。だからと言って“女性として好きになる努力します”とかそんなこともちろん言わんけど……、まぁ、“そうなってます”って感じちゃうかな」と初日から大胆告白。他のペアも距離を縮めていたが、その際にそれぞれ女性側が男性に対して抱いていた印象が、図らずしもオーディション結果で演技指導の澤田(育子)先生からフィードバックされる辛辣な内容とリンクしてくるのだ。

 迎えたオーディション当日。同じ台本ながら、各ペアが用意してきた演技プランは様々だった。今回、主演を勝ち取ったのは、ほくと&はづきの最年少ペア。理由について、澤田先生は「この二人のキスが一番見たいと思ったからです。ドラマの設定にある禁断の愛という設定に一番則ってお芝居している」と説明した。

 デートの際に、はづきが「ほくとくんは何考えているのかわかんないよね」と漏らすと、ほくとは「何も考えてないよ」と笑っていたが、オーディション後のコメントでは、普段とは異なる役者としての顔を見せていた。「結果出さないと沖縄にも帰れないし、この1週間で一番オーディションのことを考えてきた自信はあったんで」とオフモードではない彼のストイックさが滲み出ていた。

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