「福袋開封動画」に見るYouTuberの個性 超高価な大箱開封から怪しい中身の暴露まで総まとめ

 開けてみるまで、何が入っているかわからない……そんなドキドキ感を共有できるため、くじ要素の強い商品やガチャなどを対象にした「開封動画」は、YouTubeの人気コンテンツであり続けている。

 この「開封動画」の定番中の定番とでもいうべきものが、福袋動画だ。お正月を思い出してみてほしい。街を歩いていて小売店で福袋を見かけると、ふと「何が入っているんだろう?」と気になってしまうものではないだろうか。

 そんな気になる存在の福袋の中身を徹底的に明らかにしてくれるのが、YouTuberの「福袋動画」の良いところ。今回は、2020年お正月の「福袋」を取り扱った動画の中から、特に印象的だったものをピックアップして紹介していく。

7種類に及ぶ福袋を開封したヴァンゆん

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 美男・美女YouTubeのヴァンゆん(ヴァンビ、ゆん)が開封したのは、全7種類の福袋。YouTuberの間で定番化し過ぎている福袋動画は、群雄割拠状態。その中で他と差別化させるためには、「高級な福袋や一風変わった福袋を取り扱う」「爆買いする」などの方法が考えられるが、ヴァンゆんは「種類」で攻めたというわけだ。

 アディダスの福袋、ジェラートピケの福袋、ビレッジバンガードの福袋などを次々と開封していったヴァンゆん。もっとも盛り上がった瞬間の一つは、4万円するビックカメラの「福箱」をオープンした時。ネット価格6万6千円するダイソンの高級ドライヤーをゲットしてヴァンビは「使うのもったいないな。取っておこうかな!」と喜んでいた。

リーズナブルな人気の福袋を開ける水溜りボンドの動画

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 人気2組YouTuberの水溜りボンド(トミー、カンタ)も、「種類」で押すスタイル。無印良品の福袋(3000円)やスターバックスの福袋(7000円)、ヨドバシカメラの「夢のお年玉箱」(10000円)など、比較的お手頃価格なものばかりで、彼らの視聴者層である若年層でも手を出しやすいのが特徴的だ。

 スターバックスの福袋の袋が可愛らしいトートバックになっており、トミーが「これが欲しかった! このトートバックめちゃくちゃ可愛い!」と、ハイテンションになっていたのも庶民派YouTuberらしい一幕。現時点で購入することは難しいかもしれないが、来年のお正月に何の福袋を買うか参考になるかもしれない。

“遊戯王系YouTuber”のみさわは、400万円の福袋を開封!

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 “遊戯王系YouTuber”として、同カードゲームのファンから絶大な支持を集めるみさわは、限定1個の遊戯王福袋を購入した。値段は、なんと400万円。

 その中には、ブルーアイズ・ホワイトドラゴンの純金製カード(100万円相当)をはじめとした、遊戯王関連の高額なお宝グッズが多数。すべてのグッズを合わせた推定相場は478万円となり、売値を軽く超えていた。一般人ではおよそ購入できない福袋の中身をみられるという意味で、非常にYouTuber的な動画と言える。

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