松田凌×Dream Ami×飯豊まりえが語る、“オオカミ”の見抜き方 『月とオオカミちゃんには騙されない』鼎談
Dream Ami「とおる様は誰が見ても王子様」
ーー2019年は、前作『オオカミちゃんには騙されない』がTwitterのトレンドで2位を獲得するなど、話題になりました。周りからの反響も大きかったと思います。
飯豊まりえ(以下、飯豊):街で声をかけていただくときは、「『オオカミちゃん』見てます」と言われることがほとんどになりました。「オオカミちゃん誰なんですか?」と聞いてくださる方々もいて、みなさん先が気になるようです。
松田凌(以下、松田):僕は地方でも声をかけられました! 福岡に仕事で行った際に、カップルが「『オオカミちゃん』見てました!」と声をかけてくださって。男性から声をかけられることが今まではあまりなかったので、すごく嬉しい思い出になっています。カップルで見ているというのも、「そういう見方もあるんだな」と新しい発見でした。
ーー最新作『月とオオカミちゃんには騙されない』ならではの見どころと、注目ポイントを教えてください。
Dream Ami(以下、Ami):ずっと男の子が“オオカミ”だったのが、前回から女の子になりましたよね。今回も、また女の子が“オオカミ”を務めるということで、まだまだ見たことのない展開や、女の子ならではの騙し方、アピールの仕方とかが出てくるんじゃないかと期待しています。『オオカミちゃん』シリーズを観ていると、「女の子って嘘がうまいな……」と思います(笑)。男の子なんて可愛いもんだった!(笑)
ーー過去作と今作で、新しさや特徴を踏まえて面白さはどう変わりましたか?
Ami:「男女比が違うことに何か意味があるのかな」と感じています。あと、毎回“オオカミちゃん”だともっとも疑われた女子が視聴者投票により脱落する脱落投票や、脱落したメンバーが復活のチャンスがある落ちないで投票などルールがちょっとずつ違うんですよね。ルールによって展開も大きく変わってくると思うので、毎回「どんなルールがあるんだろう」とドキドキしています。
松田:今回はメンバーが割り切れない人数だから、必ず多い方の女の子が一人余っちゃうので、競争率も高くなっちゃうと思うんですよ。1話と2話を見ていても、少し切ないなという印象を受けました。「切ないな」と感じる部分が、人数の対比によってもに出来上がってしまっているんです。そこは女性陣も男性陣もそれぞれ考えて言動するべきポイントだと思いました。
飯豊:毎回、3カ月間で何かをみんなで作り上げるというルールが出てくるのですが、その共同作業(ハンドメイドの洋服を100着作る)が今回はいつも以上にすごく大変そうだなと。得意不得意が大きくわかれる作業だと思うので、期限内に無事終わるのか、心配ですね。
ーー1〜2話を見ての感想を教えてください。
飯豊:今回は、メンバーがみんな大人っぽいという印象です。女性陣がすごく積極的なので、展開が早いなとも感じました。男女それぞれに四角関係に発展するなどモテているメンバーがいるので、今まで以上に、それぞれの恋がテンポよく進展しているように思います。
松田:今回は『オオカミ』シリーズ史上、過去最多人数の出演者ということで、より展開が複雑化しているように感じます。一人増えただけなのに、恋愛関係のすべてが変わってきているような……。こんなに大きく変わるのかと、驚きました。これまでの『オオカミ』シリーズにはなかった展開が生まれたりしているので、そういうところがまた新しい面白さになっていて魅力的ですね。
ーー今作で、最も注目しているメンバーを教えてください。
松田:「せーの!」で答えてもいいですか? みんな一緒のメンバーだと思います。せーの!
一同:とおる様!
Ami:とおる様は、松田くんに似てるような気がします。
松田:似てるというか、僕の上位互換なんですよ。1話と2話の収録で、スタジオの女性陣を含め、黄色い歓声がすごく飛んでいて……。こんなこと、今までの収録ではなかったんですよ! しかも、呼び方に“様”がつく!
Ami:カンペにまで“様”がついていました。とおる様は誰が見ても王子様なんです!
飯豊:大注目しています。とおる様はエネルギーがすごい!
ーー“とおる様”、確かにリアル“テニスの王子様”ですよね。
Ami:とおる様は顔がはっきりと見えない、ピンボケの状態で前方から歩いてきても、「めっちゃかっこいい」と思うはずです。そして、振り向いた瞬間にそのかっこいいの期待の上をいく。しかも、テニスプレイヤーで、秀でた特技があるというのもまた魅力的です。
飯豊:とおる様は、内外ともに「透き通ってそう」と感じるほど、すごく綺麗なんですよ。
松田:男から見ても同じ意見です。もう、全部がカッコいい。減点の要素がない。言動ひとつ一つがとにかく爽やかで、世の男性は彼を見本にすればいいと思うほど完璧ですね。とおる様みたいな男の子は、どこにいても素敵だなと思われるはずです。まさに王道中の王道!
ーー2話まで観た中で、憧れたシーンやキュンとしたシーンはありましたか?
Ami:また、とおる様の話でもいいですか?
松田:もう好きやん!(笑)
Ami:とおる様が、直球に自分の気持ちを伝えるシーンがあるんですよ。そのときのまっすぐな男らしさにキュンとして。自分が言われているような気持ちになりました。
松田:僕は、女の子に「“オオカミちゃん”じゃないですよね?」と聞いて、「“オオカミちゃん”じゃないです」と言われたいです(笑)。参加した人にしかできない特権だと思っていて。僕なら、その場では「あ、そうか」と涼しい顔で答えると思うけど、心の中では「おいおいどっち!?」と軽くパニックになると思います(笑)。あれは一度は体験してみたいです。
飯豊:それでいうと、私は「“オオカミちゃん”じゃないです」というのを一度言ってみたいです。みなさん少し間を置いて、“私は違うよ”という感じを装ったり、冷静に答えたりしてるじゃないですか。それが楽しそう。みんなの表情にも毎回注目しています。