田村淳、YouTubeチャンネル開設で語った相方・田村亮への愛情 「いつかここで一緒にできたら」
ロンドンブーツ1号2号の田村淳が12月2日、YouTubeに「ロンブーチャンネル」を開設し、「【ご報告】ロンブー淳 YouTubeをはじめる理由をお話いたします。そして、これからのことも。」と題した初動画を公開した。
冒頭、「どうも、ロンドンブーツ田村淳です。この度、YouTubeのチャンネルを開設いたしました~」と宣言した淳。水溜りボンドや、DJ集団・レペゼン地球など、YouTubeで活躍する人気者たちと度々共演し、リスペクトを明かしてきた経緯があるだけに、活動にかける意気込みが語られるかと思いきや、ついで出てきたのは、相方であり、現在いわゆる“闇営業”問題で謹慎中の田村亮への言葉だった。
「僕の中で、ロンドンブーツという活動を続けたいという思いは強くありますし、僕ひとりの勝手な行動ではあるんですけども、YouTubeを始めて、いつの日かまた……いつになるかはわかりませんけど、このロンドンブーツチャンネルで、何か一緒にできたらいいなぁと思って開設いたしました」
コンビとして25年間活動してきたなかで、「亮さんに対して、いろんな思いを抱えたこともあるんですよ」と淳。「亮さんって、何もしてないじゃないかって思うことが多々あったんですけど(笑)、いなくなって本当の意味で、亮さんの存在の大きさに気づくんですね」と続け、自身が“悪魔的なキャラクター”であるなかで、「亮さんがいないと、あたたかく見守る人がいないから、悪魔にブレーキがかかっちゃう、っていうんですかね。そこはふたりでロンドンブーツなんだな、と感じましたけど」と、刺激的な企画がコンビの絶妙なバランスで成り立っていることを明かしていた。
淳は最後にもう一度、「いつの日か、いつの日か彼が戻ってくることになって、彼がまた一緒にやることを望んでくれれば、ここでふたりそろって、ロンドンブーツチャンネルをやりたいなと思います」と語り、念願だった「ぜひ、チャンネル登録をお願いします!」という一言も忘れなかった。
決して重いトーンではなく、前向きなニュアンスの語り口になっているので、ぜひ動画をチェックしてほしい。テレビを舞台に、人を食ったような名企画の数々を手がけてきた田村淳が、より自由度の高いYouTubeでどんな動画を投稿していくのか、いまから楽しみだ。
(文=向原康太)