コジプロ最新作『DEATH STRANDING』、初見プレイ時注目の3つのポイントとは?

”繋がり”で世界を変える「ソーシャル・ストランド・システム」

 任務や依頼を通してプレイヤーが訪れた場所には、「カイラル通信」と呼ばれるネットワークが形成される。本作の世界では各地のライフラインや設備が麻痺しており、通信網をリンクさせることでようやく利便性が向上する。そしてこのネットワーク、実はオンライン上のプレイヤーも利用できるのだ。

 より具体的に表すと、カイラル通信が繋ぐことで、過去に他プレイヤーが設置した器具や設備が周辺に出現する。他のプレイヤーが置いていったそれら設備を使うことで、新たな移動ルートを開拓することも可能である。逆にカイラル通信を起動していない場合は、他プレイヤーの設備はフィールドに出現しない。

 この「ソーシャル・ストランド・システム」は非リアルタイムでもたらされる。つまり強制でもないし、厳密には協力プレイでもない。ただシングルプレイが前提の本作において、見知らぬ誰かとの(良い意味で)希薄な連帯感、そして仲間意識を味わえる画期的なシステムであるのは間違いなさそうだ。

 コジマプロダクション第一弾タイトル『DEATH STRANDING』は、PS4専用ソフトとして11月8日より発売中。全貌が気になる方は、ぜひこの機会に独特な世界観を体験してみて欲しい。

(トップ画像=https://www.playstation.com/ja-jp/games/death-stranding-ps4/より)

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。Twitter:@yuki_365bit

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