『バチェラー・ジャパン』シーズン3・第7話ーーローズセレモニー直前の“騒動”でまさかの結末に
最後のデートに誘われたのは、野原遥。「出会った頃の二人にもう一度会いに行こう」という手紙を受け取った野原が、友永に連れて来られたのは、ドライブインシアターだった。映し出されたのは、はじめて出会ったときからグアムでの最後のデートまでの二人の姿を描いた1本の映画。
出会ったときの二人の映像が流れたとき、友永の目からは涙がこぼれ落ちた。後のインタビューで友永は「見た瞬間に、はじめて出会ったときの二人に戻れて。思いが込み上げてきましたね」と語っている。
“強い女性”という印象がある野原だが、「でも、そんなに強くないけどね、実際」と呟いていたのが印象的だった。友永とデートを重ねる中で、強さの原点とも言えるつらい過去も、涙を流す弱さも、喜ぶ無邪気な顔も、すべてを包み隠さずにさらけ出してきた野原。そんな野原と過ごす時間は、友永にとって特別なものになっているようだ。
一方で、そんな野原と岩間との差に落ち込む水田、田尻、中川の3人。特に中川は、最後のカクテルパーティーの場で、「(私が)二軍でグズグズやってるのも……」「勝てないのかもしれないと思ってるし」と、友永の前で弱音を吐いてしまう。ローズセレモニーを重ねるごとに心が不安定になっていく中川。そんな彼女の精神状態を汲んだ友永は、思わせぶりな態度は失礼だと感じ、「俺、今日バラ渡さへんわ」と断言。予期せぬ言葉に固まってしまう中川だったが、友永の真剣な気持ちを受け入れ、涙を堪えながらも、その場を立ち去って行った。
まさかのローズセレモニー前に決まった、中川の脱落。残された女性たちの間に動揺が走ったものの、田尻が「友永さん自身もショックな気持ちだったんだろうな」と推測したように、4人はバチェラーの決断を受け入れる。そして、バラを受け取った。
切ない結末を迎えたエピソード7。次週はいよいよ、バチェラーと4人の女性たちの家族が対面する。特に注目を集めているのが、田尻の息子との対面だ。バチェラーに参加する田尻を応援してくれた息子。彼は友永に対して、どのような反応を示すのだろうか。
■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。
■番組情報
『バチェラー・ジャパン』
Amazon Prime Videoにて毎週木曜日に新エピソード配信
製作:Amazon Prime Video
バチェラー:友永真也
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