あいり、順調な恋の行方は? 脱落者発表前“10人最後の時間”が切ない『オオカミちゃん』第7話

 第7話ではついに脱落者の発表が行われた。それぞれの女子が前に出たときに打ち上がる花火の色が白なら残留、赤なら脱落となる。赤い花火が打ち上がったのは、あいり(杉本愛里)だった。

 1話から7話までゆいと(竹内唯人)と順調に恋を育んできたあいりだったが、視聴者の目には最も“オオカミちゃん”と映ってしまったようだ。前回、男子メンバーから行われた投票でもいと(宮瀬いと)と並んで2票集まっていたあいり。かや(kaya)は、あいりを指名した理由について「ゆいとのもとにしかいないから」とコメントしていた。また、あいり自身も視聴者投票で脱落する可能性が高いと感じている様子だ。

 アトリエでのカフェ作りで、あいりはミチに、「そのことばっか(脱落者発表)で今日、頭がいっぱい」と打ち明けていた。ミチもまた、あいりと同じように不安を抱いていて、互いに両思いの女子メンバーであることから、感極まった二人は抱き合って涙を流す。そんな二人の様子を見て、それぞれのパートナーであるゆいととかずま(ミッチェル和馬)は複雑な心境を語り合う。ゆいとが「俺らも辛いな」と呟くと、かずまは頷きながら「まあ、女の子(の辛さ)とは比べものにならないけど」と言いながら同意した。ミチの残留を信じ、女子メンバーの心情さを尊重するかずまと、あいりに共感し、一緒に苦悩するゆいと。それぞれ感じ方は違うものの、パートナーに脱落の危機があるという辛い気持ちは変わらない。

 メンバー10人が海に移動すると、そこには赤い手紙があり、今回は脱落者の復活がないということが記されていた。その宣告を聞いたメンバーは一気に沈んでしまい、重く暗い空気が漂う。泣き出してしまうメンバーもいて、あいりもまた俯きながら涙を流していた。するとルード(Rude-α)が「まだ早いよ!」とツッコミを入れ、場を和ませる。そしてルードの音頭のもと、みんなで円陣を組んで気持ちを切り替えた。その後は脱落者発表のことは一時忘れて、メンバー全員で海ではしゃぎ、青春を謳歌。10人での最後の時間を目一杯楽しんだ。ひとしきり遊んだ後に、あいりとゆいとは海の景色を眺めながら、ツーショットの時間を過ごした。あいりを想い涙を流すゆいと。あいりもまた、言葉もかけぬまま涙を流し、最後になるかもしれない二人の時間を噛み締めていた。

関連記事