U-FES. TOUR 2019、注目の初日をレポート! Kazu&ミラクルぐっち&こみちんインタビューも

「U-FES. TOUR 2019 」初日レポ&インタビュー

3人がゲーム実況で大切にしていることとは?

ーーさて、みなさんは、いまや多くの人が楽しみにしているゲーム実況動画を撮る上でどんなことを大切にしていますか?

Kazu:これはですね、編集しやすいゲームを選ぶことです(笑)。

一同:(笑)。

Kazu:個人的に楽しくプレイしているけれど、動画にならないものもあるんですよ。動画として見て楽しんでもらえるもの、というのはやっぱり大きいですね。「視聴者優先」ということで(笑)。

ミラクルぐっち:僕は、動画を見た人が「ぐっち、楽しそうにプレイしてていいな。自分もやってみようかな」と思ってくれるのが一番の理想なんです。だからそういう意味でも、見ている人にわかりやすいように、安心して楽しんでもらえるように、というのは大事にしていて。

ーー確かに、ぐっちさんの動画は、細かいところも丁寧に解説してくれるので、そのゲームが初見でも楽しく見られます。

ミラクルぐっち:恥ずかしい!(笑) なんか説明長いかな、って不安になることもあるんですよ。今日のようなイベントのルール説明のときも、きちんと伝わらなかったらダメだし、かと言って細かく説明しすぎてもストレスになるだろうし……バランスは考えちゃいますね。

ーーこみちんさんは「ぽこにゃん」というグループで活動しているので、また違った部分がありそうです。

こみちん:そうですね。うちは3人で活動しているので、その4人目という感じで、友だちと一緒にゲームをしている感覚で見てもらえるようにと思っています。「実家のような安心感」というか(笑)。そんなこともあって、肩肘張らずに、あえて何も考えずにしゃべっていることが多いんですけど、それぞれのキャラ付けはかなり意識していますね。そうして僕らの人間性や関係がわかってくると、そのなかに入り込みやすくなって、毎回の動画がどんどん楽しくなると思うんです。

ーー友だちに会うような感覚で動画にアクセスする、という部分は、確かに多くのゲーム実況ファンが持っているように思います。みなさん、今後、ゲーム実況者として実現したいこと、プレイしていきたいゲームなどあれば教えてください。

こみちん:僕は、自分が携わったゲームで視聴者さんに遊んでもらうのが昔からの夢で、実現できるようにお話をしているところです。まだ未定なんですけどーー。

Kazu:いやぁ、こみちんさん、(手でお金マークを作って)あるじゃないですか?(笑)

こみちん:何を言うんですか(笑)。UUUMはクリエイターひとりひとりの夢をサポートしてくれる会社なので、そういう相談もできるのがいいなと思っています。

ーーいつかそんなゲームがプレイできる日が来るのが楽しみです。ぐっちさんはどうですか?

ミラクルぐっち:僕は『妖怪ウォッチ』でゲーム実況を始めて、同時に『マインクラフト』で広く認知していただいた経緯があるので、この2タイトルは続けていきたいですね。直近では『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』が6月20日に発売されましたし、来春には『マインクラフト ダンジョンズ』が出るので、本当に楽しみです。特にマインクラフトはいろんな動画がありますし、ものすごいスピードで進化しているなかで、いつでもその入口になれたらなと考えています。

ーーそしてKazuさん、今後の展望を聞かせてください。

Kazu:今日U-FES.の一部、二部と司会をさせてもらって思ったのは、本当にみんな『スマブラ』を楽しそうにプレイするんですよね。それを見ていると自分もやりたくなるし、「ああ、ゲーム実況ってこれなんだなぁ」と。だから、これまでだったら個人的に楽しんで動画にはしなかったと思うんですけど、僕も昔、ものすごいやり込んでいた『スマブラ』にもう一度復帰したいなと。今日は勉強になりました(笑)。

(取材・文=橋川良寛)

■関連リンク
『U-FES. TOUR 2019』公式サイト:https://ufes.jp/2019/

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