『あいのり:Asian Journey』第21話ーートムの告白の行方 でっぱりんにも進展が!?
前回、桜子に思いを伝えたトムは、翌朝メンバーが見守る中、桜子からの返事を聞く。最初は弟っぽく、女友達みたいな感覚だったが、徐々に友達としてなのか、恋愛として好きなのかわからなくなってきたと語った桜子。だが、100%まで気持ちが動かなかったと本心を伝え、「トムと一緒に日本には帰れません」と返答した。
メンバーたちとの別れの時、いつもだったら泣きじゃくりそうなトムは涙をぐっとこらえ、笑顔でメンバーを見送った。スタッフに「泣かなかったね、最後」と尋ねられると、「やっぱり悔いがない旅ができたからですかね」と胸の内を語った。
トムはもともと、許嫁と結婚させられてしまうことが嫌であいのりの旅に参加した。スタッフがそのことを尋ねると、「あいのりの旅を通じて自分はみんなのおかげで成長できたので、自分で好きな人を見つけられるように頑張りたいと思います」と笑顔で語った。「サナギ」になっていたトムは見る影もなく、大人な姿へと変貌していた。
一方、残されたメンバーたちは、トムがいなくなったことで少し暗いムードだ。そんな中で桜子がラブワゴンを止めてほしいと運転手に伝える。実はこの日、ここでリタイアすることを決めており、ワゴンを下車。「しんどいことの方が多かったけど、人生の中で経験できないようなことが経験できて青春でした」と笑顔で語った。
残されたメンバーたちは、標高4000mの「ラツェック」という山に登ることに。でっぱりんは、思いを寄せるじゅんきと山登りができるということでやる気に。だが、体力がないでっぱりんを心配したじゅんきから「登山苦手でしょ?」「絶対無理」と言われてしまう。
でっぱりんはスタッフに、AIと英クンはそのままの自分を受け入れてくれたため、自身が変わる必要がなかったが、じゅんきに対しては変わりたいと思ったと打ち明けた。そして登山前夜にじゅんきを呼び出し、手作りのミサンガをプレゼントし「最後までリタイアせず一緒に登ります」と気持ちを伝えた。だが、じゅんきのその日の日記には「ミサンガは嬉しいけど、正直自分へのプレッシャーに感じた」と記しており、気持ちがすれ違ってしまったようだ。