東京五輪まで500日 澤穂希&倉木麻衣がプロジェックションマッピングイベントに登場!

「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」開催

 プロジェクションマッピング上映イベント「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」が3月21日から24日まで、東京・有明の「東京ビッグサイト会議棟」と、「パナソニックセンター東京」にて開催される。

 初日となる21日には、「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」を結ぶ「シンボルプロムナード公園 イーストプロムナード 石と光の広場」で、オープニングセレモニーが開催された。女子サッカー界からレジェンドの澤穂希と、歌手の倉木麻衣が出演した。

 「TOKYO VISION  ~500 Days to Go! Night~」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前を迎え、東京2020大会に向けた気運醸成と東京の魅力を発信するため実施される。約8分間のプロジェクションマッピング映像は、東京2020大会時には会場エリアとなる有明の「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」の壁面に、4日間に渡り投影される。ほか、大会応援メッセージ「500 DAYS TO GO MESSAGE WALL」も投影される。

大学生たちのコーラス&フラッシュモブパフォーマンスでイベントがスタート

 イベントは、大学合同アカペラサークルライブ「50Fes」に参加する学生たちのオープニングアクトで始まった。6名のメンバーがステージに登壇し、アカペラで坂本九さんの「明日があるさ」を歌い始めた。歌が進むにつれて、ステージ周辺の一般来場の中に紛れていたメンバーたちが自然発生的にパフォーマンスに合流するというフラッシュモブ展開で来場者を魅了。ラストは、ステージおよびその周辺に集結したメンバーたちが大合唱を繰り広げた。

澤穂希、女子サッカーへの期待はズバリ「金メダル」!

 続いて、澤が登場しミニトークを行った。マイクを持った澤は、開幕まで500日と聞いて、「2013年に開催が決定したときは、まだまだ先だと思っていたのですが、もう来年ということで、すぐなのですね。ドキドキ、ワクワクしています」と感慨深そうに語った。


 一方では、アスリートたちにとっては、これからが「最後の戦いで大変な時期」といい、「本番でベストの状態で戦うことは難しいのですが、選手のみなさんには本番でベストを尽くしてもらるように頑張って頂きたいです」と期待を言葉に。

 澤は、東京2020大会では、初採用の4つの種目(空手/スケートボード/スポーツクライミング/サーフィン)に期待しているとも告げた。また、過去4回の出場で、「予選敗退」(アトランタ1996大会)、「ベスト8」(アテネ2004大会)、「4位」(北京2008大会)、「銀メダル」(ロンドン2012大会)と着々と順位を上げている女子サッカーが話題にあがると、「オリンピックでメダルを取ることは簡単ではないのですが、自国開催でもありますので、みなさんの力を借りて、ぜひ、金メダルを取ってもらいたいです」と、“金メダル”と具体的な目標を口にして、期待を語った。

倉木麻衣、応援の気持ちを込めて『Stand Up』&『ベスト オブ ヒーロー』を熱唱

 続いて、倉木がステージに上がり、ミニライブを行った。マイクを持った倉木は、東京2020大会の開催まで500日と聞き、「もうすぐですね。私もワクワクしています。選手のみなさんはメダルを獲得しようと日々、頑張っていらっしゃると思います。みなさんの夢が形になってほしいです」と声を弾ませた。「また、世界の方たちが日本に来て、『日本で開催してよかったな』と思ってもらえるオリンピック・パラリンピックになればなと思います。私も音楽で応援させていただきたいと思います」と続けた。

 あいさつが終わると、いよいよ、ミニライブに。倉木は「短い時間ですが精一杯、心を込めて、選手のみなさんに声援を届けていきたいと思います。2020年!オリンピック!パラリンピック!みなさん、一緒に応援して行きましょう!」と告げ、『Stand Up』、『ベスト オブ ヒーロー』の2曲を続けて熱唱した。

 澤は「かっこよかったです」と、間近で体験した倉木のライブに感動していた。

プロジェクションマッピングがお披露目

 倉木がライブを行っている間に、夜のとばりがすっかり落ちていた。

 いよいよ、メインイベントとなる約8分間のプロジェクションマッピング「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」が投影される時刻となった。

 東京ビッグサイトのシンボルともいうべき逆三角形が左右に連なった会議棟の壁面に「10」から数字が表れ、会場が一体となって、「3、2、1、スタート!」の掛け声をあげ、投影が始まった。

 プロジェクションマッピング「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の気運醸成と東京の魅力”がテーマ。和の雰囲気をさそう映像の中で東京のさまざまな風景が紹介。来場者は、万華鏡の奥を覗くような感覚で見とれていると、スポーツの祭典をイメージさせる荘厳な音楽とともに、選手たちや、オリンピック・パラリンピックの名場面が映し出された。終盤には、壁面に巨大な打ち上げ花火が投影され、「500」と表示された数字が「499」、「498」と次々とカウントダウンされていく演出で、来場者を魅了した。

澤穂希&倉木麻衣が大興奮「選手に戻ったような気分」「わくわくした気持ちで2020年を迎えられそう」

 「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」に見とれていた澤は、投影が終わると、「なんだか選手に戻ったような気分になってしまいました。『今から戦うのだな!』という感じの勢いになってしまいましたね。気持が高まります」と大興奮の様子。

 倉木も、開口一番、「感動しました。もう1回見たい」と声を弾ませた。「たくさんの方に観て頂きたいです。『前に、前に!』と、気持ちがどんどんわき上がってくるような、とても情熱的なプロジェクションマッピングでした。この先、わくわくした気持ちで2020年を迎えられそうです。オリンピック・パラリンピックがすごく楽しみになりました!」と声を弾ませた。

 また、イベントでは、「パナソニックセンター東京」の壁面を利用した「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」もお披露目され、来場者を魅了した。

■大会応援メッセージ「500 DAYS TO GO MESSAGE WALL」について
 「TOKYO VISION~500 Days to Go! Night~」の開催期間中、来場者が、東京ビッグサイトと、 パナソニックセンター東京の2会場の『特設フォトブース』にて、東京2020大会や選手に向けた約5秒間の動画の応援メッセージを撮影可能。撮影された応援メッセージ動画は、東京ビッグサイト、パナソニックセンター東京の壁面に投影される。

■『特設フォトブース』での撮影時間について
パナソニックセンター東京: 3月21日 13:00~16:30、3月22日~24日 14:00~17:30
東京ビッグサイト: 3月22日~24日 14:00~17:30

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