Twitter、新UIテストユーザの募集を開始 会話に集中できる仕様をめざす

将来的には投稿後編集やコメント機能も?

 今回のテストで評価する新UIのほかにも、Twitter社は新機能の実装を含むTiwtterの改善案を検討しているようだ。同アプリの新機能に関連して、Engadget日本版は4日に同社CEOのジャック・ドーシー氏の発言を報じている。同氏はあくまで仮定の話と断ったうえで、ツイートの投稿から実際の送信までのあいだに5秒から10秒の遅延を導入して、遅延のあいだにツイートを修正する仕様を実装することは可能である、と発言した。

 また、16日に公開された同メディア記事によると、同CEOはアメリカ・サンフランシスコで開催されたイベントで過去のツイートにコメントを付ける機能を検討していると発言した。この機能について同CEOは、、過去のツイートをリツイート不可にしたうえで誤解が生じないにコメントを追加するもの、と説明している。この機能が実装されれば、過去にさかのぼって「炎上ツイート」が掘り起こされるような事態を未然に防ぐことができるようになるだろう。

 会話の内容に集中できるようにする今回のTwitterのUI再設計とそのテストは、ちょっとした誤解や行き違いから起こる炎上騒動を減らす効果があるかも知れない。そして、同SNSの改善は今回のテストで終わりというわけではなく、ドーシーCEOの発言からもわかるように今後も続くことだろう。

トップ画像出典:Twitterサポートチームのテストユーザ募集ツイートより画像を引用

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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