人気YouTuber水溜りボンド、海外に見つかる 「巨大チャーハン」画像がTIMEに掲載

 水溜りボンドは、大学のお笑いサークルで出会ったカンタとトミーによるYouTuberコンビ。過激な動画に走ることなく、およそ4年間、コツコツと1日も欠かさず動画を投稿し続けており、“YouTube界のNHK”と言われるほどクリーンで企画力の高い二人組として、周囲のクリエイターからも一目置かれている存在だ。トークの面白さにも定評があるが、「3000℃に熱した鉄球を氷の上に置いてみた!」「スライムをレーザーカッターで切ってみた【史上初】」など、国が違っても気になる実験動画も多く、海外で拡散し得るポテンシャルは十分だ。

 日本のYouTuber、ゲーム実況者について、英語圏と比較して視聴者のパイが少なく、スケールしにくい、と語られることもあるが、海外にも多くのファンを抱える大食いYouTuber・木下ゆうかのように、有志による字幕とビジュアル映えする内容で、大きな広がりを生むこともある。今回のような「食品サンプル」という、日本ならではのアイテムを使った動画も、その好例だろう。世界を本格的に意識し始めた水溜りボンドの二人が今後、どんな動画を発信していくか、注目が集まるところだ。

(文=橋川良寛)

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