水溜りボンドが「世にも奇妙な物語」とコラボ！　 “奇妙なこと”を追い求め続けたこれまでの活動を振り返る

　『世にも奇妙な物語』（フジテレビ系）がYouTuber「水溜りボンド」とコラボしたサイトを公開、さらに本編への出演が決定ーー。それは2年前であれば信じられなかったことかもしれないが、今回のお知らせを聞いて「やっときたか！」と納得した人も多かったのではないだろうか。ファン待望のコラボが実現し、本日放送の『世にも奇妙な物語‘18 秋の特別編』への期待が高まっている。

「世にも奇妙な物語」と「水溜りボンド」の関係

　チャンネル登録者数約350万人の人気YouTuber・水溜りボンドは、活動の最初期から「都市伝説」や「ホラー」といったテーマを取り扱い、人気を博してきた。また、トミーとカンタがお互いに仕掛け合う「ドッキリ企画」も彼らの代名詞といえるコンテンツで、再生数から見ても非常に好評である。

　「都市伝説」に「ホラー」、「ドッキリ」──。一見関連性の無いように見えるこれらの要素も、「『世にも奇妙な物語』とのコラボが実現」との知らせを聞くと水溜りボンドが追い求めてきたのであろうひとつのテーマが浮かび上がってくる。それは彼らが、日常に起こる「奇妙なこと」を動画にし、視聴者とその感覚を共有してきたYouTuberだということだ。

　一方「世にも奇妙な物語」は15年以上続く大人気番組。日常では決して起らないような「奇妙なこと」をドラマとして描いてきた。そのテーマ性の一致だけでも両者がコラボするというのは当然の結果だったのかもしれない。

　近年は、放送に先駆けた番組外企画を展開してきた「世にも奇妙な物語」だが、こういった企画をいち早く動画で紹介し、視聴者と驚きや恐怖を共有してきたのが水溜りボンドだった。昨年には、水溜りボンドが「世にも奇妙な物語」に出演するのではないかと噂されるまでになるが、それでもまだ両者には距離があった。