映画や音楽、TV番組のストリーミングにダウンロードも! アメリカの図書館WEBサービスの発展とは
世界最大級の図書館も新たなサービスを開始
そして、世界最大規模の図書館であるアメリカ議会図書館がが保有する数百時間にも及ぶ映画フィルムをwebで観られるようにする「ナショナル・スクリーニング・ルーム」のオープンが今年2018年に発表された。このサービスでストリーミングできる作品はパブリックドメイン(公有)の記録映像が多いものの200本強を超え、さらには毎月映像を増やしていくそうだ。しかもパブリックドメインの映像はダウンロード可能という力の入れよう。
世界最大級の図書館である議会図書館がこのような取り組みを始めたことから、アメリカ国内での図書館でのwebサービスの質はさらに向上してくのではないかと考えられる。
このようにアメリカの図書館webサービスは、日本と比較すると目覚ましい発展を遂げていることが分かる。もし日本の図書館がこのようなwebサービスを開始すれば若者はもちろんのこと、今までスマートフォンなどの電子機器あまり利用してこなかった世代にも電子機器に触れてもらういい機会にもなるだろう。日本の図書館におけるwebサービスの導入が待たれる。
(文=ひろこがね)
参考記事
https://www.loc.gov/item/prn-18-125/
http://www.pewresearch.org/fact-tank/2017/06/21/millennials-are-the-most-likely-generation-of-americans-to-use-public-libraries/
http://www.librarysimplified.org/
https://www.hoopladigital.com/