一生歩けるRPG『テクテクテクテク』配信スタート! 開始特番には電脳少女シロも出演

 11月29日、株式会社ドワンゴからスマホ向けアプリ『テクテクテクテク』が配信開始された。『テクテクテクテク』は位置情報を利用するRPGで、プロデューサーとして『ドラゴンクエスト』や『風来のシレン』の開発にも携わった中村光一氏が参加している。

 この記事では配信開始直前に放送された『テクテクテクテク』開始生特番の様子も紹介しつつ、『テクテクテクテク』のゲーム性について紹介する。

電脳少女シロも参加した開始生特番

 『テクテクテクテク』のサービスが開始される11月29日のゲーム配信直前に、ニコニコ生放送・YouTube Liveの同時放送で『テクテクテクテク』開始生特番が放送された。配信にはニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏とバーチャルYouTuberの電脳少女シロ、プロデューサーの中村光一氏と錚々たる面々が集まった。

 本作プロデューサーの中村光一氏によれば、本作のおもしろさは“毎日の通勤通学もぜんぶポイントになって貯まっていくので、毎日が楽しくなる”こと。

 休憩も挟みつつ6時間以上放送された特番は、YouTubeにてアーカイブ動画を閲覧可能になっている。シロと中村氏が意外にも意気投合して、2人で吉田氏にツッコまれていたのが印象的だった。

【電脳少女シロ出演】テクテクテクテク 配信直前カウントダウン生放送

日本全国を塗りつぶす

 『テクテクテクテク』は位置情報ゲームだが、具体的には以下の画像のようにブルーで表示される“街区”を、タッチして塗っていくことがゲームの中心になる。街区を塗れば塗るほど経験値が貯まってレベルが上がるので、ステータスを上げてモンスターと戦おう。

ブルーの“街区”をタッチして塗っていこう

 戦闘はスタンダードなRPG方式だが、攻撃と防御では実際に画面をスワイプする。モンスターを一定数倒すとメニュー画面から“ドリップ”が可能になり、ドリップによって新しい装備を手に入れたりモンスターを仲間にしたりできる。

家でもできる位置情報ゲーム

 『ポケモンGO』や『ingress』のような位置情報ゲームは、世界的なムーブメントとして多くのユーザーに親しまれている。しかし、位置情報ゲームには“家でまったり遊べない”という欠点もあった。

 だが『テクテクテクテク』には、“予約ぬり” や“となりぬり”といった、家に帰ってからも遊べる機能が実装されている。

 予約ぬりは1度歩いた場所を24時間以内なら後から塗れる機能で、歩く際はスマホはポケットに入れておくだけで問題ない。画面を見ずに気ままに歩いた後で、カフェや家など落ち着ける場所で街区を塗ることができる(予約ぬりを行うにはアプリを起動したまま移動する必要がある)。

 さらにゲーム中に得られるTTP(テクテクポイント)を消費すると、既に塗った街区のとなりの街区を塗れる“となり塗り”が使える。生放送中の中村氏の発言では、女子大学のような“通常立ち入れない場所”でもとなり塗りを使えば塗ることができるとのこと。

ユニークなコラボボスと進化するAR機能

 本作では『ポケモンGO』のように、スマホのカメラ機能を使ったAR撮影が行える。その際にSNSでバズりそうな写真が撮れそうなのが、ユニークな“コラボボス”たちだ。

 シン・ゴジラ第4形態、ポプ子とピピ美、小林幸子、グラドルの大原優乃などサブカル界の人気者が巨大になってゲームの世界に登場。本作のAR機能は“デプスAR”という画面の奥行きをAIによって判定できる仕組みのため、“ビルの後ろに巨大なゴジラが立っていて、胸から上だけが見えている”ような写真も撮影できる。

 ちなみにプレイヤーが撮影した写真の情報によってデータが集積され、デプスARの機能は今後さらに進化していく。

夜の駐車場にたむろするポプ子とピピ美

今後のアップデートに期待

 今回記事執筆のためにほんの触りだけプレイしてみたが、やはりライトなゲームという印象が強い。現時点ではストーリーも対人要素も存在しないため、どこにモチベーションを見いだすかがプレイヤーにとって課題になりそうだ。単純なNPCとの戦闘だけではすぐ飽きが来てしまう懸念が捨てきれない。日本全国をひたすら塗っていく伊能忠敬プレイはやりごたえがありそうだが……考えただけで足が痛くなる。

■脳間 寺院(のうま・じいん)
京都生まれポケモン育ち、ボンクラオタクはだいたい友達。「ゲームをもっと面白く」をモットーに記事を書くゲームライター。Twitterにてゲームにまつわる情報を発信中。Twitter:@noomagame

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる