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TikTokの投稿動画は著作権侵害の可能性アリ? 弁護士に注意点を聞いた

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 若者を中心に盛り上がりを見せている動画共有・SNSアプリケーションTikTok。国内リリースから1年が過ぎた現在、TikTokを通して若者にヒットする楽曲が次々と現れているほか、E-girlsやPerfumeといった著名アーティストの参加も相次いでいる。また、そうした動きに伴い、TikTokは日本音楽著作権協会(JASRAC)やワーナーミュージック・グループ、エイベックスなどとコンテンツに関するパートナーシップを結び、著作権における問題もクリアーになりつつあると見られている。

 しかし、TikTokでは、オフィシャルに提供されている楽曲をただ使用するだけではなく、楽曲そのものにアレンジを加えたり、ユーザーが自ら選んだ楽曲とともに動画を投稿する例もある。TikTokに投稿された動画に対し、他のユーザーがSNSなどで著作権侵害を指摘するケースも少なくないが、実際にはどこからが著作権侵害に当たるのか? エンターテイメント業界の著作権法に詳しい弁護士の小杉俊介氏に話を聞いた。

「TikTokは日本音楽著作権協会(JASRAC)とパートナーシップを締結しているため、YouTubeなどと同様に、JASRACに登録されている楽曲であれば、著作権の問題はクリアしていると言えます。JASRACは著作隣接権まで管理はしていないので、元の音源をそのまま使用することは原盤権の侵害にあたるという点も、YouTubeなどと同様です。さらに、楽曲のピッチやテンポを変えて、アレンジしているものに関しては、同一性保持権(著作権者・実演家の名誉・声望を害するおそれのある改変をさせない権利)に触れる可能性があります。JASRACに登録されている楽曲だとしても、楽曲のイメージを損なうアレンジや使用法が見受けられた際に、アーティスト側が訴えてくる可能性は理屈上はゼロではありません」

 だが、実際にアーティストが訴える可能性はほぼないと、小杉氏は説明する。

「YouTubeとは異なり、TikTokの動画はたった15秒のため、イメージを損なっているかどうか、客観的な判別が付き難いです。原形をとどめていないアレンジであれば、ますます判別できないので、名誉・声望に実害のあるアレンジというのは想像しづらいです。あえて言うなら、サンプリングのような形でワンフレーズを抜き出して使用した場合に、同一性保持権を主張してくる可能性はあるかもしれません」

 また、JASRACに登録されていない楽曲の使用に関しては、注意が必要だと小杉氏は続ける。

      

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