『CoD:BO4』バトロワモード「ブラックアウト」がもたらす変革とは? 人気シリーズ最新作の進化に迫る

仲間と連携する楽しさを追求「マルチプレイヤー」モード

『コール オブ デューティ ブラックオプス4』 マルチプレイヤーモード公開トレーラー

 『CoD』シリーズの要とも言えるマルチプレイヤーモードは本作でもしっかり健在。冒頭で述べたブーストジャンプ廃止、そして被弾時の体力オート回復無効と細かい点で仕様変更が見られるが、基本的にはゲームスピードの速いFPS作品。予め決められたコストに沿って装備品やアビリティを選択するクラス編成の奥深さ、自分のプレイスタイルに合った「スペシャリスト(キャラクター)」を選ぶ面白さは損なわれていない。体力の回復手段も限られているので、5vs5のチーム戦に必要不可欠な連携力の大切さが今まで以上に増加した。

登場する主要スペシャリスト&アビリティ

RUIN:グラブスラム
NOMAD:K9ユニット
SERAPH:アナイアレイター
BATTERY:ウォーマシーン
CRASH:TAK-5
AJAX:バリスティックシールド
TORQUE:バリケード
RECON:ビジョンパルス
FIREBREAK:ピュリファイアー
PROPHET:テンペスト

 またNPCが操作するキャラクターと戦うゾンビモードは、「Voyage of Despair」(沈没船タイタニック号)、「Ⅸ」(古代ローマ)、「Blood of the Dead」(アルカトラズ刑務所)と趣向の異なる3種類のマップが用意されている。過去シリーズの人気キャラクターを操作できるので、シリーズファンは忘れずにチェックしておこう。

 2017年から装いを新たに帰ってきた『CoD』。キャンペーンはなくなってしまったが、よりマルチプレイに特化したことでパーティープレイの楽しさが増したとも言える。特にブラックアウトは最大4人まで同時にスクワッドを組めるので、多人数はもちろん、ソロで気軽にバトルロワイヤルの雰囲気を掴みたい場合にもおすすめだ。FPS未経験者も、今が旬のこの機会に『CoD』の世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit

【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプス 4【CEROレーティング「Z」】

■コール オブ デューティ ブラックオプス 4
リリース日:2018年10月12日
メーカー希望小売価格:7,900円+税
発売元:(株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ジャンル:ファーストパーソンシューティング
CERO(対象年齢):CERO Z

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