ラジオ系YouTuber「たっくーtvれいでぃお」はなぜ人気? 人を惹きつけるトークを考察
社会問題を取り上げることも
たっくーtvは、時に社会問題にも深く切り込むことがある。都市伝説系の印象が強いリスナーも多いと思うが、SNSにより起きた事件やいじめ問題なども多く取り上げ、疑問を投げかけているのだ。
これまでテレビなどでも飲食店の学生バイトがバックヤードでふざけている映像をSNSにアップ、炎上するという事件がたびたび報道されてきたが、たっくーtvも事件が起こるたびにSNSの危険性を呼びかけ、注意を促してきた。
こうした問題についてリスナーにコメント欄へ意見を求めているたっくー。応援コメントと並び、自身の体験談や感想、意見などが飛び交うBBS的な側面がコメント欄には生まれている。こうした企画やコメント欄から、たっくーtvが議論の場となるプラットフォーム的な役割も果たしていることが伺える。
ちなみに、たっくーtvの動画高評価率は97%以上、動画1本あたりの再生数が約48万回と高い数字になっている。これは1本1本の動画のクオリティが高いのはもちろんだが、動画を通じてたっくーのメッセージがリスナーへと届いている何よりの証拠だろう。
“リスナー参加型”でさらに人気拡大へ
ラジオ系YouTuberとして先頭を走るたっくーtv。彼の言う“ラジオ系”とは単に声のみで動画を作るということではなく、視聴者とともに動画を作っていく“リスナー参加型”ということを意味しているのだ。
間もなくチャンネル登録者数50万人を達成するたっくーtv。先日「通知をオンにしておくように」と意味深な告知があったことから、何か大きな企画が待っている模様だ。
(文=馬場翔太)