AbemaTV『ラストアイドル』指原莉乃手がけるLove Cocchiが初勝利 吉田豪「圧倒的な伸び率」

 第1試合で「Love Docchi♡」を初披露するも、Good Tearsに敗退してしまったLove Cocchi。この曲で初めてセンターを務めた西村歩乃果は「自分の完成度が低かったせいでメンバーを引っ張っていけなかったのかなと思うので、次は絶対に勝ちたいです。ちょっと反省してます。こんなセンターですみませんって感じ……」と責任を感じていた。敗北を受け、指原は幾つかの変更を決断。1つ目は、ヘッドセットをハンドマイクに変更。これは、ヘッドセットは音源と声のミックスが非常に難しいため。2つ目は、歌唱パートを一部変更。3つ目は、振り付けを大きく変更している。

 振り付けを担当したNMB48の日下このみは、「SEXY&インパクト」をポイントにしていたが、今回は「パラメーターを『可愛い』に全振り」したという。パフォーマンスを終えて、西村は「どこのポジションでもみんなが主役、っていう気持ちを持ってやろうねって言ってたので。センターはみんなだと思ってるので、気持ちがだいぶ楽になりました」とコメント。竹中は「初戦に比べて生き生きしていて楽しそうだなと思ったのと、『Love Docchi♡』の振り付けの意図が伝わってきました」と“笑顔と怒り”を表現した振り付けを評価し、吉田も「修正が大正解な感じですね。本当に久しぶりに真っ当なアイドルを見た感じでした。西村さん、表情すごいよかったです」と認めていた。

 まず、発表された視聴者投票の結果は、シューロケが53.9%、Love Cocchiが46.1%でシューロケに1票。続く、審査員票では竹中、吉田がLove Cocchiに投じ、合計2票を獲得。結果、Love Cocchiの勝利となった。これは、第1試合のLove CocchiとGood Tearsの戦いで、Good Tearsに票を入れていた2人がLove Cocchiに投じたこととなる。竹中は「全体でのパフォーマンスでは、Love Cocchiかな。前回、振り入れからすぐだったっていうのもあって、ドタバタ感があったんですけど、しっかり仕上げてきたというところ」と審査のポイントを挙げ、シューロケについてはつんく♂が指摘した感情表現はもう少し詰められたと評価。吉田は、「単純にどっちも最高なんですけど、圧倒的な伸び率だったんで、今日のところはLove Cocchiでしょ」と投票理由を明かした。これで、全ユニットが1勝1敗で並び、指原莉乃がプロデュースするユニットとしてはシーズン2から数えて初勝利となる。

 次回は7月15日に、シュークリームロケッツ VS Good Tearsによるバトルが放送される。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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