東海オンエアらも注目 “YouTuber×バンド”で新たな立ち位置築く、夕闇に誘いし漆黒の天使達
YouTuberでの成功とともに、バンド活動も波に乗り始めた彼ら。コンセプト通り“笑い×ラウドロック”は既存のバンドにもあまり例のないスタイルで、音楽業界で見ても稀有な存在だ。「【祝】「対バンがよかった」ワンマンライブダイジェスト!!」からもわかるように、熱いファンの支持を得ている。
今年1月から『12ヶ月連続ワンマンツアー2018 ブラジル』を敢行。ツアーと称しているが1月から6月までは全て渋谷GUILTYで行われるという徹底っぷり。7月以降、大阪、名古屋、千葉、横浜、地元・厚木を周り12月のツアーファイナル(会場未発表)を迎える。また6月30日には仙台のサーキットイベント『SUMMER TIME LOVER CIRCUIT「サマラバ!」2018』へ出演、井上苑子、OKAMOTO’S、Base Ball Bearら人気アーティストと同じ、ライブハウス・Rensaに立つ。
近年のバンドシーンでは四星球を始め、打首獄門同好会、キュウソネコカミ、ヤバイTシャツ屋さんなどコミカルなバンドが人気を得ている。そんな中で、YouTuberという今、もっとも勢いのあるコンテンツとバンドを融合させた夕闇は、新たな立ち位置を確立させつつある。YouTuberとしての話題性が生まれ、彼らのオリジナリティにつながっていると言えるだろう。現代の感覚に沿った新たな形のYouTuber、そしてアーティストとして彼らがヒットするのはそう遠くないのかもしれない。
(文=馬場翔大)