ワールドカップロシア大会で日本×ポーランド戦含む試合の結果を予想! フジテレビが「AIカビラくん」を発表
フジテレビが、『2018 FIFA ワールドカップ』のロシア大会において、“日本のテレビ史上初、AIロボットによる広報活動”を展開することを発表した。
AIロボットの名称は「AIカビラくん」。ジョン・カビラの分身ともいえるこのAIロボットは、フジテレビが中継する試合の全出場国の詳細データを網羅し、全8試合を徹底分析、予想するというもの。情報番組、スポーツニュースなどテレビ出演の予定もあり、「FIFA ワールドカップ」期間中は「AIカビラくん」からも目が離せなくなるはずだ。
この「AIカビラくん」は、複数のAPI/テクノロジーを組み合わせる事で実現。東芝デジタルソリューションズ社の音声合成技術によって、ジョン・カビラが複数パターンで読んだ定型文の声のデータを抽出、そのデータを元に「実際にはカビラ氏が読んでいない自由な文章」をデジタル生成した音声で再現。話しかけたユーザー側の音声解釈と文章の文脈理解にはGoogle社のテクノロジーを活用し、ディープラーニングによる自然言語解釈を実現し。様々なテクノロジーを掛け合わせることで、人とロボットの会話を実現させている。
「AIカビラくん」の戦略および企画立案を担当したのは、広告会社「東急エージェンシー」のテクノロジー職能集団「TAGロボティクス・プロジェクト」。制作会社は、デジタルとリアルの境界を超えるハイパーテクノロジスト集団「コネル」が担当し、AIロボットの制作を実現した。「AIカビラくん」の〝顔”という重要な部分の制作は、ロボットレストランやエステームシューダムッシュ熊雄などを手がけたマルチクリエイター米塚尚史氏率いる「ハウンテッド」が担当している。
(文=編集部)