流行中! 見て楽しく、手軽に学べる「王道系レシピ動画アプリ」3選

 見ているだけでも楽しく、手軽に料理が学べるとして流行中のレシピ動画アプリ。例えば、4月に新生活に入り、料理を始めてみよう、と考えている人は、料理本などを購入する前に、アプリを試してみてはどうだろう。今回は王道のレシピ動画アプリを3つ紹介するので、試してみて自分に合ったものをチョイスしてみよう。

2017年の覇者「DELISH KITCHEN」


 スマホアプリの分析をしているApp Annieが発表したアプリの収益ランキング(ゲームを除く)で、2017年の3位に輝いた「DELISH KITCHEN」。運営するのは複数の動画メディアを持っている株式会社エブリー。レシピ開発から動画の製作まで自社で行っており、オリジナルのレシピにこだわって投稿されている。

 「誰でも簡単にすぐつくれるレシピ」というコンセプトどおり、完成品をからは想像もつかないほど、簡単なレシピに驚かされる。一度使ったら冷蔵庫の中で眠るような食材や調味料は極力省かれており、日常的に手に入るような材料のみで作れるレシピなのも、料理初心者には嬉しい。

 月額480円のプレミアム会員になれば、「オレンジページ」など有名な料理雑誌のレシピも動画で見放題だ。下手に雑誌を買うよりもプレミアム会員になれば複数の雑誌のレシピがみれるので断然お得感がある。もちろん無料でみれるレシピ動画だけでもネタ切れになることはないだろう。

 さらに面白いポイントとして、対象商品を買ったレシートを撮影して送ると、「dポイント」「楽天Edy」「nanacoポイント」と交換できるクーポン機能があることだ。対象商品はお菓子や普段の料理で使う調味料なので、料理を続けていれば自然とポイントを溜めることでできるだろう。

 公式のインスタグラムでも動画を配信しているので、アプリをダウンロードしなくてもインスタグラムからも視聴が可能だ。

レシピ動画業界をけん引する「kurashiru」


 「kurashiru(クラシル)」も「DELISH KITCHEN」と同様、App Annieのランキングで8位とトップテン入りした人気のアプリだ。サービス開始からわずか1年半で、月間1憶7000回以上再生され急成長のアプリとしても注目を集めた。

 Kurashiruも自社でコンテンツ作りを行っており、専属の料理人たちがレシピを考案している。派手で特別な料理というよりも普段の生活の中で食べたくなる料理が多い印象を持つ。動画のページにはそれぞれ、その料理を作ったユーザーたちが写真やコメントを残しており、つい自分でも作りたくなってしまう。もちろん作って自分で投稿することも可能だ。

 面白いと思ったのは「献立」でレシピが紹介されているところ。「主食」「主菜」「副菜」「汁物」で構成されているので、献立作りに迷うことがない。作る手順もよく考えられているので、動画通りに作れば無駄なく料理ができていくから効率もいい。単品で料理を探すのもいいが、献立ごと動画に頼るのもいいだろう。

 月額480円のプレミアム会員になれば、会員限定のレシピが見られたり、人気ランキングが見られる他、広告が非表示になるなどさまざまな特典がある。無料でも十分な量のレシピが見られるが、より料理に力を入れたい人にとってはプレミアム会員になる価値は十分あるだろう。

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